子供が生まれてから、初めて行う初節句のお祝い。
昔はいろいろな風習がありましたが、今ではお祝いのシステムが変わってきました。
アパートに住んでいる人などには、大きな雛段や、兜、こいのぼりなどを飾ることが出来ません。
また、収納スペースにも困ることから、購入しない家庭も増えてきました。
お祝いのスタイルも家庭によって変わってきています。
今回は、私の個人的な体験談ではありますが、初節句と祖父母の役割についてご紹介します。
初節句のお祝い金について
お祝い事にはお祝い金やお祝いの品をいただきますが、今回それはなしにしました。
開催場所は私の実家の方が、義実家よりも近かったため、義両親を実家へ招待しました。
その際には「手ぶらで来てください」とお伝えし、服装もカジュアルなものをと伝えました。
あまり気を遣わずに、フラットにお食事会をしましょうと言ったスタイルで考えていることを伝えましたが、本音を言えば、私たち夫婦も、私の両親も、お堅いことが苦手なので、お祝い金や内祝いなどをあまり考えたくなかった…と言う感じです。
それでも、やはりお祝い金はいただきました。
義両親からは、成長する子供に向けて何かを買ってほしいと、10,000万円いただき、内祝いに困りましたが、このお金を使って記念写真を撮り、プレゼントしました。
初節句の祖父母の役割
今回の初節句は、3月3日桃の節句です。
お祝い事の日を過ぎてからではあまり良くないと言われていましたが、4日が日曜日で大安だったこともあり、初節句をこの日に行いました。
初節句の日に無理をして合わせる必要はありません。
皆の都合がつけば集まればいいのではと思っていました。
仏滅も気にしませんが、大安の日に行う方が気分的にもいいかもと思い、この日にしました。
実の両親からお祝い金は頂いていませんが、母は朝から部屋の掃除と料理の準備で大忙しだったようです。
父には子供を見てもらい、私と主人でお祝い用のケーキを買いに行きました。
義両親が来た時に、母の様子がおかしかったので、どうしたのか聞くと、「ご飯炊き忘れた!」と言い、義両親も来たので、炊けるまでおかずだけ出してお祝いをしようと気持ちをシフトしたそのときに、義両親からお祝いのお赤飯をいただきました。
「お赤飯すごく美味しそうなので、皆さんで食べましょう」と機転を果たらせた母が素晴らしいと感じました。
お義父さんは、こういったイベントにはあまり慣れていない様子でしたが、盛り上げてくれました。
それぞれに役割をし、何とか初節句は平和に終わりました。
最後の後片付けは私と主人で行い、それぞれに役割分担が出来たかなと思っています。
ひな人形については、母からも義母さんからも「購入しなくていいの?」「子供のためにも買った方がいいんじゃない?」と、そのお金もしっかりと準備していたそうなのですが、アパートに住んでいたため収納スペースに困り、やんわりをお断りしました。
本音は…私が日本人形が怖かったからと言う理由が最大の理由だったのですが…
初節句【祖父母の役割】まとめ
形式ばったことがあまり好きではない私たち夫婦と私の両親の気持ちを汲み取ってくれたのか、こういったアットホームなお食事会になりましたが、ちゃんとお祝いをすることが出来たように思います。
今回の初節句で一番頑張ってくれたのは、掃除や料理など、準備をしてくれた母親だと思います。
我が子のお祝いのために頑張ってくれた母親に感謝ですね。
子供の健康と成長をお祈りする儀式と同時に、両親への感謝の気持ちを伝える場でもあったように感じています。
それぞれに役割分担をして、楽しいお祝いをすることが出来たらいいのではと思いました。