皆さん、お正月飾りの意味はご存じですか?
たくさんの飾りがありますが、1つ1つの飾りにはしっかりと意味があります。
その中でも、今回は「しめ縄」について解説していこうと思います。
しめ縄にはなんと「蛇」が関係しているとか。
意味や由来など、難しい言葉や背景があって大人でも理解することが難しいこともありますよね。
今回は子供でも分かる簡単解説を心がけていきたいと思います。
しめ縄と蛇の関係性や、どんな願いが込められているのかなど、砕いて説明していきますので、どうぞ最後までお付き合いくださいね。
しめ縄の意味はなに?
普段神社などで見かけるしめ縄と、お正月に飾るしめ縄は似ているようで実は違うものだというのは知っていますか?
今回はお正月に飾るしめ縄について書いていきますね。
お正月のしめ縄は本来「しめ飾り」と呼びます。
なので、神棚や神社の鳥居に飾ってある「しめ縄」とは別物なんです。
そんな「しめ飾り」にはどんな意味があるのか。
それは年神様に「ここは神聖な場所ですよ、悪霊は入ってきませんよ」ということを知らせる目印なんです。
また、悪い霊が入ってこないようにするための結界にもなります。
しめ飾りを見た神様は「ここは私を迎え入れてくれる家だ」と思って、12月31日にやってきます。
地域やご家庭によっては玄関だけじゃなく、色々なところにしめ飾りやしめ縄を飾って神様をお迎えするところもあります。
ちなみに筆者の家の庭には昔から小さいながら鳥居がありまして。
お正月の「しめ飾り」の他に、よく神社やお寺に飾ってある大きめのしめ縄も飾ります。
皆さんの自宅はどのように飾るんでしょう?
しめ縄の意味と蛇の関係は?
しめ縄の形は蛇同士が絡み合っている形を表したものとされています。
また、猛毒を持つマムシの強い生命力と、その猛毒で敵を倒す強さも表現しているんだそうです。
確かに、しめ縄は緩みもないし、ぎちっと縄が固く絞められていますね。
この表現の仕方は非常に興味深いですね。
蛇は昔からお金の運を運んできてくれると言われています。
しめ縄の意味だけではなく、とても縁起の良い生物なので万が一どこかで見かけた際はいじめたりしないようにしてくださいね。
中には猛毒をもった蛇もいます。
そっとしておきましょう。
しめ縄に込められたお願いって?
お正月に飾るしめ縄(しめ飾り)にはたくさんの装飾品がついていますね。
とっても華やかでお正月らしいお飾りになっています!
しめ飾りについている飾りはこんなものがついています。
2.裏白
3.海老
4.昆布
それぞれに意味があって、橙は子孫繁栄と言って「子供がたくさん生まれますように」というお願い。
裏白は「心がきれいであること、自分の考えだけで動かず、隠し事もしない」という意味。
海老は「いつまでも年を取らず、長生きすること」、昆布は「喜ぶことに繋がる縁起物」という意味と願いが込められています。
ただ飾るだけではなくて、いろんな意味を知っていると飾るときにもより一層気持ちを込めて飾ることができますね。
しめ縄の意味は蛇が関係ある?【まとめ】
実は知っているようで知らないお正月飾りの意味。
今回は「しめ縄」について解説してみました。
筆者自身も知らないことが半分程ありまして。
蛇との関係性については全く初めての情報でした。
蛇との関係性は他にもありそうな予感がするので、よろしければ皆さんも調べてみて下さいね!
お正月の知識を得ると、なんだかちょっとだけ人よりも福や縁起物が多くはいってくるかもしれませんね。
まぁ、欲を出しすぎるのもよろしくないですが(笑)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!