元旦に年賀状が届くと嬉しくなります。
元旦に年賀状を取りに行くと、毎年のようにポストの前で見入ってしまいます。
普段は全然会わないけど、年賀状でのお付き合いはしている人からの近況を読むと驚きや嬉しさなどでいっぱいになります。
メールやLINEで新年の挨拶が当たり前になってきましたが、年賀状をもらうとより嬉しいものです。
年末の忙しい時期にわざわざ年賀状を書いてくれたんだなと思うと、書いてくれた人の顔が浮かんできます。
では、元旦に年賀状が届く時間は何時頃でしょうか?
この記事では元旦に年賀状が届く時間や届かない時の理由に対処法をご紹介します。
年賀状のはじまりとは?
新年を祝う挨拶状としての年賀状のはじまりは平安時代になります。
平安貴族の藤原明衡が書いた年賀状の例文が残されていて、これが年賀状のはじまりのようです。
その後、江戸時代に文字と飛脚制度(現代の宅配便と郵便)が普及したことで、一般庶民に年賀状文化は広まりました。
今のような年賀状の制度になったのは明治6年に官製ハガキが発行されたことがきっかけです。
元旦に年賀状が届く時間
元旦に年賀状が届く時間は午前8時~正午までです。
地域や天候、交通事情にもよりますが、元旦の午前中には年賀状は届くことになります。
2023年の元旦に配達された年賀状は8億8200万枚だったそうです。
8億を超える大量の年賀状が元旦の午前中には届けてもらえるわけです。
SNSの普及や企業間で紙の使用量を減らそうとの取り組みから年賀状の数は減っています。
年賀状の数は減っていても配達員は足らないようです。
日本郵便は配達員の不足からロボットでの配達を将来的に実現できればと考えていて、2023年元旦には日本橋郵便局小型ロボットを使い近くに配達をするデモンストレーションを行いました。
地方でもロボットで年賀状配達がされる時も来るのかな?と思いますが、人手不足を解消するのはロボットなんですかね。
年賀状が届かない理由
毎年、元旦には年賀状が届いているのに届かない場合にはどんな理由が考えられるのでしょうか。
誤配達
違う住所や隣の部屋に誤って配達されてしまうこともあります。
ご近所の家やマンション、アパートの隣の部屋に間違って配達されている可能性があります。
誤配達された人は良心的であれば、直接届けてくれるでしょうが、そうでない場合は諦めるしかないです。
12/25までに投かんされていない
年賀状は12月25日までに投かんされれば元旦に確実に届きます。
送ってくれた人が12月25日以降にポストに投かんしていたら、元旦には届かない可能性があるので、3日以降の配達になります。
1月2日の配達は休みになります。
不幸
やり取りのあった相手の身内に不幸があると、喪中になり新年の挨拶は避けるのがマナーです。
身内に不幸があると、やるべきことがたくさんあったり、気持ちも落ち着かなかったりと、喪中はがきの準備もできない時があります。
年賀状じまい
高齢になったから、年賀状作成の金額が高くなったから、SNSやメール等で新年の挨拶をするようになったから……などの理由で多くなった年賀状じまい。
今までやり取りしていた相手から届かないのであれば、年賀状じまいをしたのかもしれません。
前もって今後の年賀状のやり取りをしないと連絡をくれる人もいますが、今年はあの人から届かないなと思うときは年賀状じまいをした可能性もあります。
年賀状が届かない場合の対処法
元旦に年賀状が届かない時の対処法をまとめてみました。
隣の家に届いていないか確認する
お隣さんに間違って配達されていないか聞いてみましょう。
配達する住所ごとに輪ゴムでまとられているので、くっついてしまうことがあるようです。
くっついてしまわなくても大量の年賀状を配達するので、近所に誤配達されてしまうこともあります。
郵便局に調査を依頼する
届くはずの年賀状が全く届かない場合は郵便局に調査を依頼することができます。
この調査制度は年賀状だけではなく、他の郵便物等でも調べてもらうことができます。
方法はインターネットから調査依頼の申し込みをします。
調査結果は後ほど報告されます。
急ぎの時には最寄りの郵便局へ行き、相談してみてください。
配達員が年賀状を隠したり、捨ててしまったりというようなこともあるので届くはずの年賀状が全く届かないような場合は郵便局に相談するのがいいです。
元旦の年賀状が届く時間は?【まとめ】
元旦に年賀状が届く時間帯は午前中です。
日本全国、元旦の午前中だけで8億枚以上が配達されているなんてすごいですよね。
いろんな理由で届かないこともあるので、その場合は郵便局に調査してもらうこともできるので依頼をお願いしてみたり、お隣さんに間違えて届いていないかを聞いてみましょう。
LINEで新年の挨拶もいいですが、ハガキで挨拶をするのもいいですよね。