子供の頃から、私は父の日が苦手でした。
小さな頃から母の日のプレゼントにはあまり悩みませんでした。まだ子供でお小遣いが少ない時でも、母の日には何かしら贈ってきましたが、父の日は何をしたら良いのか、途方にくれるばかりでした。
結婚する事で、父がもう一人増えるわけですから、悩みは倍増です。
でも、結婚直後は夫の両親にお世話になる事も多いですね。何か感謝の気持ちを表したいと考える人もいるでしょう。
それには父の日は良い機会です。
今回は父の日に、義父に対してどんな言葉をかければ良いか。について解説します。
父の日にかける言葉は短くて良い
結論から言います。かける言葉はどんな言葉でも良いのです。
長く難しい言葉は必要ありません。難しく考えると、父の日を祝うのがかつての私のように面倒になってしまいます。それよりも実際に言葉をかける事(手紙でも電話でも良いのです)が重要です。父の日を忘れずに、祝おうとしている姿勢を見せる事が大切なのです。
できればプレゼントに一言添えるのが、恥ずかしくなくて良いと思います。
プレゼントは、義父の好みがわかっているなら、
- 好きな食べ物
- 衣服 ポロシャツ、Tシャツなら普段着にもスポーツウェアにもできます
- 花
などが考えられます。
園芸が趣味という男性は意外に多いですし、もしそうでなくても花なら義母が喜んでくれます。
父の日には黄色いバラを贈る習慣がありますから、黄色のバラの花束は喜ばれると思います。
短い文章が映える一筆箋とカード
プレゼントを用意したら、それにメッセージを添えるわけですが、長い文章を書く自信が無ければ、一筆箋や専用のカードを用意します。これなら文字数が少なくても寂しく見えません。
父の日の季節に合わせて、新緑のもみじをモチーフにした一筆箋です。値段は378円(税込み 送料別)です。
父の日のメッセージカードを、無料で印刷できます。可愛い図案のカードばかりですから、文字が少なくても目立ちません。
父の日、義父への言葉。実例と気を付ける事
感謝の印に父の日のプレゼントとして、ポロシャツを贈ります。
〇〇(夫の名前)さんと一緒に選びました。今度ゴルフに行く時に着てくれると嬉しいです。
これからも、元気で私たち夫婦を見守って下さいね。』
などと書けば良いでしょう。
- 夫の事を忘れない
- 義父の趣味がゴルフ
この2つがきちんと盛り込まれているので、これなら短い手紙でもそっけない印象になりません。
他には健康を気遣う言葉や、何に感謝しているか具体的に書くのも良いでしょう。
『不慣れな私の主婦業を、いつも黙って見守っていてくれてありがとうございます。』とか
スニーカーを贈る時に、『健康のためのウォーキング、続けて下さいね。』などと書くと良いですね。
お義父さんはNG
なお夫の父であっても、実際に手紙やカードを書く時は、「お義父さん」と書かない方が良いそうです。お義父さんと言うのは、他人行儀で水臭いと取られてしまいます。本当の親子になったという気持ちを込めて、お父さんと書きましょう。
自分の名前を書くなら、夫との連名にしましょう。夫の事は忘れていないと言う姿勢を見せれば、義父も嬉しいはずです。
義母にも手伝ってもらう
自分の気持ちを伝えたい時、女性同士なら電話で会話するのも良いでしょう。楽しいお喋りをすれば、喜んでもらえます。ですが義父とでは会話が続かないと言う人もいるでしょう。そんな時は義母に電話をしましょう。
普段義父にお世話になっているから、感謝の気持ちを込めて父の日のプレゼントを贈る、と義母に伝えるのです。かなりの確率で義母は義父の耳に電話での内容を伝えてくれます。良い事は人づてに聞いたほうが心に残ります。
直接人に褒められるより、「〇〇さんが褒めてたよ。」と聞く方が嬉しいと思いますよね。それと同じ原理です。義父に対して感謝している事があれば、どんどん義母に伝えましょう。それに義母から良いプレゼントのアイディアをもらえるかも知れません。
父の日の言葉はシンプルに
結婚してから親子になった義父への言葉は、何を言えば良いのか考え込んでしまう人もいるかも知れませんね。でも、父の日をきっかけにして、もっと親しくなりたいと思っていれば、きっと心は通じます。
あまり深く考え込まないで、素直に父の日に言葉をかけてみましょう。元々は他人なので、実家のお父さんに言葉をかけるよりも恥ずかしく無いかも知れませんよ!
「お父さん、いつもありがとう。」本当はこれだけで十分なのかも知れませんね。
ただ不公平はいけません。実家のお父さんにも、父の日のプレゼントを忘れないようにして下さいね!