2018年、子供と一緒にどんど焼きに参加したいと考えている人は『どんど焼きは何時位までやっているものなの?』と気になっているかも知れませんね。外での行事なので、寒さも気になりますし、あまり長い時間だと子供が飽きてしまうかも知れません。
今回は一般的にどんど焼きは何時位までやっているのかについて解説します。
どんど焼きはこんな行事
どんど焼きとは、お正月に家々にやって来る歳神様を天にお帰しする行事です。不要になった正月飾りや書き初めを燃やす時に出る煙に乗って、歳神様は天に帰ると言われています。
どんど焼きは呼び名や日程は様々ですが、日本各地で行われています。日程で一番多いのは小正月と呼ばれる1月15日です。子供たちが参加しやすいように、15日前後の土日に設定している所が多いようです。
しかしどんど焼きの日程が日本全国で統一されているわけではなく、開始時間も様々です。何時までやるかは案内されていない事が多いです。
どんど焼きを主催するのは、神社や子供会、市役所と様々なので、開始時間も様々です。だから終了時間も様々になると思います。
昼間にやれば参加しやすい!
市役所や子供会などが主催する場合は、どんど焼きの開始時間は早いと言う印象があります。
これには
- 昼間の方が寒くなくて、子供が参加しやすい。
- 昼間の方が、主催する保護者の負担が軽い。
などの理由があると思われます。
東京都武蔵野市では、市内で行われるどんど焼きの日程を市の公式ホームページで発表していますが、全て正午近くの時間です。これなら3時のおやつには家に帰れると思われます。
昼間なら、防犯面でも安心ですね。2018年は1月7日から21日までやっていますから、都合もつけやすいですね。
夜のどんど焼きは魅力的!
神社では夜7時開始と言う場合もあります。
埼玉県川口市の氷川神社では、祈願串に願いを書いてどんど焼きの火に入れます。どんど焼きの煙に乗って歳神様を天にお帰しするとともに、人々の願いが叶うように神主さんが祈ってくれます。それが終わった後で、どんど焼きで焼いたお餅を食べるそうですから、終了する時間もそれなりに遅くなりそうですね。
ただどんど焼きは、親公認の夜更かしと言う面があります。
普段から夜更かしをしている場合は別ですが、年に一度、どんど焼きの大きな炎のそばでする夜更かしは子供にとって、特別な一夜となるに違いありません。この時ばかりは大目に見てあげても良いのではないでしょうか。
大きな炎はやっぱり夜の方が美しく、幻想的に見えますよね!
見どころはココ!
昼間でも夜でも魅力がいっぱいのどんど焼きの見どころは、火を付ける所です。普通の焚き火に比べるとかなり大掛かりになりますから、火が付いた時の盛り上がりは相当です。
一度火を付ければ、その後は何時間か火を消す事はありません。だからどんど焼きの案内には何時までやるかは案内されていない事が多いのでしょう。
出かける時には開始時間をよく確かめて、出かけましょう。どんど焼きに出かけたけれど、もう終わっていたと言う事だけはないように、気を付けて下さいね。
どんど焼きに点火する時の迫力を味わうのも良いですし、神社でのどんど焼きなら、普段は中々見る機会が無いお祓いやご祈祷などを子供と一緒に見るのも良い思い出になるのではないでしょうか。
だからどんど焼きは「何時までか」よりも開始時間の方が重要なのです。
それにどんど焼きは絶対に終了するまでいなければいけないと言うものではないと思います。寒いとか眠いとか、不都合があったら帰って来ても構わないのです。
どんど焼きに出かけないのは、もったいない!
結論
- どんど焼きは開始時間が様々なので、何時までやるかはわからない。
- どんど焼きで重要なのは開始時間なので、何時までかは気にしない!
と言う事になりました。
どんど焼きは子供のための行事です。どんど焼きで焼いたお餅を食べるとその年は無病息災など、子供へのご利益があるのです。書き初めを焼いて、炎が高く上がると字が上達するとも言われています。
だから、何時までやるかわからないから、どんど焼きに行かないと言うのは、もったいない話なのです。
それでも色々と都合があって、帰りの時間が気になる人は昼間のどんど焼きに出かけると良いと思います。
神社でも昼間にどんど焼きを行っている所もあります。
一例ですが埼玉県越谷市の香取神社では2018年1月13日の午後1時からどんど焼きを行うそうです。
これなら夕方には、家に帰れますね。
香取神社では、お餅の他にけんちん汁も振る舞われるそうです。寒い季節のけんちん汁は嬉しいですよね。お餅も紅白の繭玉に見立てたものなので、見ているだけでも楽しいと思います。
せっかくのどんど焼きですから、昼でも夜でも、余裕を持てる時間にお子さんと一緒に出かけてみて下さい。