スイートポテトによくある失敗が「生地がゆるい」こと!
ここでは、スイートポテトの生地がゆるくなる原因と、ゆるくならない為の対策についてご紹介します!
スイートポテトの生地がゆるくなる原因は「サツマイモの水分量」にあります。
サツマイモは品種や収穫してからの保存状態によって水分量がバラバラ。この違いによって、レシピ通りに作っても生地がゆるくなってしまうことがあるのです。
サツマイモの水分量によってゆるくなってしまうのは仕方ないこととはいえ、出来るだけ失敗せずに作りたいですよね!
そんな時は、サツマイモの加熱方法を工夫することと、材料に片栗粉を加えることで生地がゆるくなるのを防げます!
スイートポテトがゆるい原因は?
サツマイモは品種や保存状態、収穫からの時間などによって、芋の中に含まれる水分量が違います。
しっとりとした質感の品種は水分が多く、ほくほくとした食感が特徴の品種は水分が少ないです。
また、同じ品種でも収穫したての芋は水分が多く、長期間保存されていたものは水分が少ない傾向にあります。
これらの原因により、同じように作っても生地がゆるい時があったり、逆にモサモサとした食感になったりします。
作り方が間違っているわけでも、レシピがおかしいわけでも無いので、不安にならなくて大丈夫です!
スイートポテトの生地がゆるくならない加熱方法!
サツマイモの水分量によって生地の状態が変わってしまうのは仕方のないこととはいえ、出来るだけ失敗したくないですよね!
そこで重要なのが「サツマイモの加熱方法」です!
サツマイモは加熱方法によっても大きく水分量が変わります。
スイートポテトの生地がゆるくならないようにする対策としてオススメなのが、「皮ごと焼く」か「電子レンジ加熱」です。
直接煮汁に浸らせない調理方法を使えば、加熱中にサツマイモが吸ってしまう水分を最小限に抑えられます。
皮を剥いて焼くと、スイートポテトの生地に焼き色のついた部分が入ってしまって綺麗に仕上がりません。
ですので、焼く場合は皮ごと焼いて、皮を剥いて使用してください。
反対に、たっぷりの水で茹でたり、水と一緒に炊飯器で炊く方法で加熱すると、水分量が多くなってしまい、生地がゆるくなる原因になります。
生地がゆるくならないためには「片栗粉」!
加熱方法を工夫しても、元々の水分量を大きく変えられるわけではありません。そこで、どんな水分量のサツマイモにも有効な対策があります。
それは「生地に片栗粉を入れる」こと!
やり方はゆるくなってしまったスイートポテトの生地に、片栗粉を少量加えて混ぜるだけ。
量はサツマイモ300gに対して、まずは大さじ1程度を加えて混ぜてみて、様子を見ましょう。片栗粉が水分を吸って、ツナギの役割を果たしてくれます。
大さじ1加えて混ぜてみてもまだゆるい場合は、大さじ半分程度ずつ増やして、その都度混ぜます。生地は冷めると固くなるので、温かい内は少しゆるいくらいでOK。
「食感に影響しないの?」と心配になりますが、少量ならば大丈夫です。たくさん入れると羊羹のようなもっちりした食感になります。
食感が変わってしまうのがイヤな場合は、少量加えて、その後は片栗粉を足す前に生地を冷やしてみてください!
スイートポテトがゆるい原因は?【まとめ】
スイートポテトの生地がゆるくなってしまう原因は、サツマイモの水分量にあります。
サツマイモに含まれる水分量は、サツマイモの品種や状態によってばらつきがあります。ですので、生地がゆるくなってしまうのは仕方のないことです!
生地がゆるくなりにくくする対策として、加熱方法を工夫するのがオススメです!
鍋で茹でたり、炊飯器で加熱する方法は水分量が多くなりやすく、生地がゆるくなる原因になります。
対策として、皮ごと焼いたり電子レンジで加熱すると余計な水分が含まれにくくなります。
生地に片栗粉を入れるのも、生地がゆるくなってしまうのを防ぐ対策として有効です。
量はサツマイモ300gに対して大さじ1程度。片栗粉がつなぎの役割を果たしてくれるので、生地がまとまり易くなります。
それでもまだゆるい場合は大さじ半分ずつ増やしてその都度混ぜて様子を見ましょう。
スイートポテトの生地は冷やすことでも固くなるので、温かい内は少しゆるいくらいでOKです。