入学祝いを渡す日は大安が最適?六曜について徹底解説!

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孫や親戚の子どもさんが進学される季節になると、入学祝いを贈る機会も増えてきますよね。

いつ渡すのか?ということを考えたときに、昔からの縁起の良い「大安」の日に渡す慣習を思い浮かべる方、多いと思います。

遠方でなかなか会う機会がない場合は、年末年始に帰省された際に渡しても良いものなのか、悩みがちではないでしょうか。

結論としては、大安の日に渡すのがベストですが、遠方でお正月しか会う機会がない場合には、お正月に入学祝いを渡すというのもマナー違反ではありません。

今回の記事では、入学祝いを渡す日やタイミングについて徹底解説いたします。

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目次

縁起のいい日とは

お祝いを贈る日やタイミングには昔から、大安や仏滅などの暦の「六曜」のいつにあたるのか、を考えます。

六曜とは、6つの暦があり、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の順に繰り返します。

この中で縁起がいいとされているのは、大安、友引、先勝、先負の4つです。

大安

大安は一番有名な縁起のいい日ですね。何をやってもうまくいく、最高の吉日とされています。

結婚式や入籍の日取りでも最も人気があります。

友引

友引は大安の次に縁起のいい日です。友を引く→幸せのお裾分けをするという意味になり、お祝い事に人気の日です。

時間帯によって吉凶があり、朝、夕、夜は吉ですが、昼は凶です。

勝負の決着をつける日には、決着がつかない良くも悪くもない日とされていて、受験など勝負事の祈願には向きません。

また、友を引く→故人が友を冥土に引き寄せるという意味にも受け取れるので、葬祭関連では友引を使用しないところも多くあります。

先勝

急いで行動するのが、吉日という日です。

時間帯は、午前中は吉ですが、午後になると凶となってしまいます。

先勝の日にお祝いを渡すなら午前中にしましょう。

先負

先勝とは逆に、急用は避けるべき日とされています。

午前中は凶ですが、午後からは吉となります。
先負の日なら、午後からのお祝いになりますね。

仏滅、赤口

この2つはどのようなお祝い事にも向かない凶の日です。

例外として、赤口は午の刻(11時〜13時)の間だけ吉とされています。

しかし、この時間帯はお昼時のため、お祝いとは言っても直接訪問するのはマナー違反になってしまうので気をつけましょう。

入学祝いを渡す日は大安が最適?

入学祝いを贈るのに最適な縁起のいい日はやはり吉日の大安です。

しかし、近年ではお祝い事は必ず大安の日に!といった大安信仰も薄れつつあり、気にしないという人も増えています。

入学祝いを受け取る側として、大安ではない日だから失礼な人だと思う人もほとんどいないのではないでしょうか。

受け取る側が気にするようなタイプの人かも考慮した上で、できたら大安の日に渡すという程度で構わないと思います。

遠方の場合には

郵送で送る

相手が遠方に住んでいて、ほとんど会うことがないといったときには、郵送で送る方法があります。
その際には、現金であればのし袋に入れて、現金書留専用の封筒にメッセージや手紙を添えて送りましょう。

お正月に帰省したときに渡す

年末年始、お正月に帰省したときに会う機会があって渡す、という場合もあります。

私の子どもの小学校入学祝いは、まさにこのパターンでした。

お正月に入学祝いを渡す場合には、小学校、中学校、高校、大学のどの段階の入学祝いなのかを配慮する必要があります。

というのも、進学先が決まってからの入学祝いなので、義務教育の小学校、中学校の場合はお正月の時点で進学先は決まっていますが、高校、大学に関しては受験の合否があり、必ずしも進学できるとも限らないのです。

高校、大学に関しては、郵送で送るのが一般的かもしれません。

入学祝いを渡す日は大安が最適?【まとめ】

今回の記事では、入学祝いを渡す日やタイミングについて解説いたしました。

大安であれば理想的ですが、近年は大安を気にしない人も増えています。

大安でなくても、友引の朝、夕、夜や先勝の午前中、先負の午後も吉とされています。

できるなら大安の日を選ぶといった程度で、別の六曜の日でもよいということを知っていると、渡す日やタイミングも広がりますよ。

今回の記事、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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