私は「引っ越し時、ガスボンベはできるならご自分で処分して頂きたい」というのが理想ですが、場合によっては梱包すればもっていってもらえることもあるようです。
以下、内容を考察していきます。
ガスボンベの種類
ガスボンベは一般家庭で使用するカセット式のものや、キャンプで使用するキャンプ用タイプのもの、またLPガスボンベ(プロパンガス)があります。
さすがにLPガスボンベを持って行くことはないと思いますが(持ってく場合は業者が対応するかと思います)、それ以外のガスボンベを所有している場合、引っ越し時には何らかの対応を迫られることもあると思います。
引っ越し時、ガスボンベを処分する方法
自治体で処分する場合
自治体によって多少の違いはありますが、「粗大ごみ「燃えないごみ」「有害ごみ」の各日で出すことが出来るようです。
捨てる際は必ず中のガスを抜いてから捨ててください。
そうしないとごみ収集車の中で爆発する可能性や、清掃員さんがごみ処理する際に何らかの危険が及ぶ可能性があります。無責任に「捨てたからいいや」という状況だけは絶対に辞めましょう。
回収業者を利用する場合
自治体で回収が難しい場合は回収業者も検討してみてください。
有料になってしまいますが、処分できることもあるようです。回収費用は3,000円ほどと言われています。
※注意点
業者を選ぶ際は必ず自治体に問い合わせるか、業者のHPを確認しましょう。
自治体では自治体が認める指定業者をリストにしてHPで上げているところもあります。
中には悪徳業者もあり、高値で回収、処理の仕方が甘い業者もあります。そのような業者に関わらないよう事前によく調べてください。
未使用のガスボンベを処分する場合
繰り返しになりますが、穴を開けるようなガス抜きはやめましょう。
事故の元になります。ただガス抜きが不安な方や、面倒な方もいるかと思います。
その場合はまず自治体に問い合わせて処分できるか確認してください。場合によっては引き取ってくれる場合があります。
また先に述べた回収業者も選択肢の一つです。有料になってしまいますが、安全面を考え選択肢の一つとして入れてみてください。
その他の処分方法
購入時期が新しいガスボンベでしたらリサイクルショップも選択肢に入れてみてください。買値では売れませんが、売れることもあるようです。
逆に古いガスボンベ、例えば錆びているような・・・。
というガスボンベは自分で対応せず、自治体や回収業者を利用して処分してください。ものが古い分、リスクが伴います。
ガスボンベのガスの抜き方
まず、ガスボンベのガスの抜き方を考察していきます。
一番安全な方法はガス抜きキャップを使用してガスを抜く方法です。最近のガスボンベは説明書が記載されています。
ガスを抜く際は野外で、かつ火の元が無い場所で行ってください。
ガス抜きキャップが無い場合はガスボンベの口を地面に押し付けて抜く方法もあります。ガスを抜いたら必ずガスボンベを振り、音が発生しないか(中に何も残っていないか)確認をしてください。
ガスボンベに穴を開けたりする人もいますが、危険ですので絶対に止めましょう。
ガスボンベの製造会社や自治体でも穴を開けないように注意喚起するところもあります。命に関わる事例も発生していたようです。危ないので絶対に止めてください。
ガスボンベを梱包する場合
場合によってはガスボンベを配送してくれる業者もあるようです。その場合の手順は以下になります。
厳重に梱包してガスボンベが破損しないように注意してください。
(2)サイズの合う箱に入れる
隙間には吸収材や新聞紙を入れ、ガスボンベが動かないようにしてください。
(3)しっかりと封をする。
箱に隙間が無いよう厳重に封をしてください。
ざっと手順は以上になります。
ただ先に述べたように業者によっては配送がダメな場合があります。業者に確認をしてください。
以上、流れを記載いたしました。
引っ越し時のガスボンベの処理方法【まとめ】
引っ越し時にはガスボンベはなるべく処分をしてください。
ガス抜きなどする際は安全に考慮して実施をお願いします。自分で処理する以外にも自治体や回収業者を使う手があります。
回収業者を利用する場合は悪徳業者を利用しないよう必ず裏を取ってから実施してください。場合によっては業者が配送してくれることもあるようです。
ご自分の状況に合わせ適切な依頼をお願いいたします。