作り方も簡単でプレゼントにもしやすいガトーショコラ。
お菓子作りが好きな人なら一度は作ったことのあるお菓子ではないでしょうか?
私も何度もガトーショコラを作ってきました。
ネットや本から色々なレシピを見つけては挑戦しています。
でも、色々なレシピを見て思うことが・・・
「ほとんどのレシピが焼き上がるまでしか書いていない・・・」
お菓子作りに慣れている人なら何となくわかると思うのですが、まだまだお菓子作りに慣れていない人や、これが初めてのお菓子作りになる人には焼き上がり後からの手順なんてわからないと思います。
そんな疑問にお応えすべく、今からガトーショコラの焼き上がり後の「冷やし方・冷蔵庫で何時間?!」など、ガトーショコラのその後を詳しく解説していきたいと思います。
ガトーショコラが焼き上がったらまず何をする?
「粗熱が取れたら型からはずす」レシピによくこんな言葉書いていますよね。
「粗熱ってどのくらい?」って思いませんか?
粗熱がとれるとは「触れる程度の熱さになる」ことを言うのですが、わたしの経験上粗熱がとれてからもう少し冷ましてからの方が型からはずしやすいです。
温かいときのガトーショコラってとても柔らかいんです。
もう触れるからと焦って型からはずすとせっかくのケーキが台無しになってしまうかもしれないので、ここはゆっくりと冷めるのを待ってから型からはずしましょう。
そしてはずした後はケーキクーラーがあればケーキクーラーで、なければまな板でも大丈夫なので、さらにしっかりと冷ましましょう。
ガトーショコラをさらにおいしくするために
ガトーショコラは焼き立てを食べてもそれなりにおいしいのですが、もっとおいしくする方法が!それは「一晩冷蔵庫で冷やすこと」です。
冷蔵庫で冷やすことでチョコレート生地がギュッと締まって濃厚な味わいになります。
ガトーショコラの冷やし方・冷蔵庫で何時間?
前置きが長くなりましたがここからがレシピには書いていない重要なところです。
ガトーショコラを型からはずし、しっかりと熱が取れたらケーキに隙間が空かないようにラップで包んでください。
(このときケーキが冷めているならクッキングシートははずして大丈夫です。)
そしてラップで包んだガトーショコラを冷蔵庫に入れます。
先ほど一晩と言いましたが一晩も入れておくことができない場合は、時間にしてだいたい4~6時間ほど冷蔵庫に入れてください。
ここはしっかりと時間をとって冷ましていただきたいです。
簡単なことだけどとても重要な作業です
以上がガトーショコラの冷やし方です。
「え?それだけ?」と思うでしょうが、この「冷蔵庫で数時間寝かせる」という作業はガトーショコラをしっとりとおいしくさせるためのとっても重要な作業になります。
「じゃあ何日も冷蔵庫で寝かせた方がおいしくなるの?」
残念ながらガトーショコラが一番おいしいのは作った次の日だけで、後はだんだんとチョコレートの風味が落ちていってしまいます。冷蔵庫に入れての保存ならだいたい作った日から3~4日で食べきってください。
なので、なるべくお早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
ガトーショコラの冷やし方【まとめ】
レシピにはあまり載っていない「ガトーショコラの焼き上がり後」を書いてみました。
今まで焼き上がり後の冷やし方など疑問に思っていた方の参考になればと思います。
簡単でバレンタインなどプレゼントにしやすいガトーショコラ。
お子さんと一緒に作ったり、初めてのお菓子作りで挑戦させる方もいると思います。
ぜひ今回お教えした「ガトーショコラの冷やし方」も参考に作っていただけたらと思います。
とってもおいしいガトーショコラが出来上がりますよ。