生チョコが原因で食中毒?常温保管は危険!食品衛生のプロが徹底解説!

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手作りチョコの定番と言えば生チョコ!生クリームとチョコレートさえあれば簡単にできるので、バレンタインデーの贈り物にも人気です。

しかし、生チョコで食中毒になることがあるってご存じでしたか?

「どうして生チョコで食中毒になるの?」
「生チョコで食中毒になるとどうなるの?」
「人から生チョコを貰ったけど食べても大丈夫か不安」

そんな疑問にお答えしながら、生チョコの衛生管理についてご紹介します。

生チョコで食中毒が起こる原因は、材料の生クリームにあります。

生チョコで食中毒が起こると、腹痛、吐き気、下痢などの症状が出る可能性があります。

生チョコはケーキなどと同じ生菓子ですので、保存は10℃以下が基本です。

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目次

生チョコで食中毒になる原因は生クリーム!

生チョコの材料で食中毒になる原因は主に生クリームです。

生チョコはチョコレートに生クリームを練り込んで作ります。その分他のチョコレートより水分量が増えるので傷みやすくなるのです。

特に気をつけたいのが手作りの生チョコ!

市販のものは衛生管理のしっかりした工場やお店で作られていますが、家庭で作られたものは雑菌の付着がどうしても多くなります。

その上、バレンタインデーなどで持ち運び、学校や会社に1日常温で置いてしまった場合などは、食中毒のリスクを警戒した方が良いでしょう。

生チョコで食中毒になるとどんな症状?

実際に生チョコで食中毒になった人の声をネット上からまとめました。

症状としては、腹痛、下痢、嘔吐などを訴えている人が多いようです。

生クリームが傷んだ訳でなくても、手洗いが不十分で黄色ブドウ球菌やノロウイルスが付着してしまうケースもあります。

黄色ブドウ球菌の場合は、吐き気や腹痛、嘔吐、下痢などの消化器症状が出ます。

ノロウイルスの場合は、激しい吐き気、嘔吐、水様性下痢、腹痛、発熱などが主な症状です。

バレンタインデーに手作りの生チョコを配って集団食中毒が起こることも考えられますので、手作りのチョコを配る際や、それを貰う際は十分に注意しましょう。

生チョコは常温NG!正しい持ち運び方は?

生チョコは要冷蔵の生菓子です。生チョコの管理は10℃以下に保つのが基本

どうしても持ち歩く場合は、保冷剤を入れて10℃以下を保てるようにして持ち歩きましょう。

冬だから大丈夫と思って常温で管理してしまうのは危険です。電車や室内は温かくなりますから、冬でも食中毒の危険は無くなりません。

「バレンタインデーで生チョコを貰ったけど衛生的に大丈夫か不安」

そう思う時は、もったいないですが食中毒を防ぐという意味では食べるのを止めておくという判断が賢明かと思います。

生チョコは外見からは傷んでいるかどうかの判断が付きにくいです。明らかにカビが生えているなどの場合を除いては、傷んでいるか見分けるのは困難です。

頂き物だからと思う気持ちもわかりますが、送り主もプレゼントした相手が食中毒になってしまったら申し訳ない気持ちになってしまうと思います。

気持ちだけ頂いて、安全第一がよいのではないでしょうか。

生チョコが原因で食中毒?【まとめ】

生チョコは生クリームを練り込んでいるので水分量が多く、傷みやすい食品です。

生チョコで食中毒になると、腹痛、下痢、嘔吐などの症状が現れることが多いようです。

生チョコは常温保管は厳禁で、10℃以下で冷蔵保存するのが正解です。

常温に置いていたものや、冷やされていたか不明なプレゼントは、もったいないですが食べないことをおすすめします。
バレンタインデーの贈り物だから食べないのは申し訳ないという気持ちになるのもわかります。

しかし大切なのは気持ちですから、プレゼントしてくれたという事実そのものを大切に思えばそれでよいのではと思います。

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