年賀メールで済ませたいのに、意外な人から年賀状が来ていたり、またその相手が上司からだと返信するのが面倒だったりすることってありますよね。
年賀状を受け取ったらやっぱり返信って必要?だとか、結婚報告を受けた相手から来た年賀状に返信しないのはアリなのかなど、つい思ってしまう場合があると思います。
今回は年賀状の返信にまつわる問題について考えていきます。
年賀状を返信しないって非常識なの?
年賀状は相手の幸福や健康を祈ったり、今後のお付き合いを続けたいという気持ちで贈るものですから、返信は必要です。返信を出さないのは「非常識な人間」と思われても仕方ないでしょう。
また年賀状で来たのなら、年賀状かハガキで返すのが礼儀です。まず年賀状が届いたら早急に返信を書きましょう。
年賀状を出せるのは1月7日(松の内)までと言われていますが、そこで返信できなくても寒中見舞いとして出すことが可能です。
年賀状で出すときはお詫びは書かなくても良いと思いますが、寒中見舞いとして出すときは、返信が遅れたことを詫びる一文が欲しいですね。
手軽にメールやLINEで返信したいと思う気持ちは分かりますが、年賀状を出してくださった方の気持ちを汲み、必ずハガキで返信を出しましょう。
年賀状の返信をしない相手が、上司だとやっぱりまずい?
上司から年賀状が届いたのに返信しないのは、まず社会人としてアウトです。
先程も述べたように、どの相手も時間を使ってあなたのために年賀状を書いてくれたのです。礼儀知らずと思われても仕方ないでしょう。
それが上司ならなおさら、今後の査定にも響く可能性がありますよ。
結婚報告を受けた相手から来た年賀状に返信しないってのはアリ?
先程も述べたように、年賀状が来たら返信を出すのは礼儀ですから、これにも返信したほうが良いですね。「ご結婚おめでとうございます」と一言添えてあげると喜ばれるでしょう。
もしここで返信をしなければ、特に女性の場合「私が結婚したことを嫌がっているんだろうか」「嫉妬してるんだろうか」などと勘ぐったりするものです。
結婚報告をあらかじめ受けた相手から年賀状が来るのは良いですが、何年も疎遠だったのに、結婚報告のために年賀状が来たら受け取った相手は戸惑うのは分からないでもありません。
結婚式のために人を集める人みたいに思われたり、結婚に舞い上がってるイタイ人だと思われるかもしれませんので、この場合は年賀状を出す方も気をつけた方が良いですね。
返信を出さなければ今後のお付き合いにも影響が?
年賀状が来た相手に返信しないのは、もうあなたとはお付き合いをしたくないという意思表示に捉えられる可能性があります。
もし今後、年賀状そのものを止めたいのなら、その旨をきちんと年賀状に記載すべきでしょう。
例:年賀状によるご挨拶は本年を限りとして最後とさせて頂きたく存じます ご無礼をどうぞお許しください お付き合いは変わらず電話やメールなどで頂戴できましたら幸いです。 皆様のご健康とご多幸を願っております
こう記載しておけば、相手は年賀状を止めてくれますし、今後のお付き合いも続いていくと思います。
年賀状を返信しないって非常識なの?【まとめ】
- 年賀状の返信をしないのは非常識と思われても仕方がない
- 年賀状できたのなら、年賀状か寒中見舞いで返信する
- 上司から年賀状がきて返信しないのは社会人としてアウト
- 結婚報告を受けた相手から年賀状が来たら返信に一言、結婚のことも祝福して上げたほうが良い
- 年賀状を止めたいなら、今年で止めるというお詫びと、これからのお付き合いについて書くべき
今回は年賀状の返信はすべきかどうかの問題について考えていきました。
非常識な人間と思われないためにも、年賀状の返信はきちんと書くこと、止めるならしかるべき手順を踏むことをオススメしますね。