くわいはおせち料理に入れるのが定番らしいですね。
恥ずかしながら私はくわいが何なのか
スーパーのどこに売っているのかも知りませんでした。
くわいとはそもそも何なのか?どこに売ってる?
調理方法は?などなど
初見の私でも理解できるような内容が盛り沢山です。
是非最後までご覧ください!
くわいとは?
漢字で「慈姑(くわい)」と書きます。
姑(しゅうとめ)?何か意味が深そう、、と思って調べたところ、1つの根にたくさんの子がつくことから、子どもを慈しみ哺乳する母のようだという由来があるそうです。
てっきり嫁姑が関係していて、ややこしい意味なのかと思っていましたが、全然違いました。(笑)
もともと「鍬芋(くわいも)」と呼ばれていましたが、それがだんだんなまって「くわい」と呼ばれるようになった説が有力だそうです。
見た目は球根のようで、里芋に似ています。
中国原産の水生植物で、野菜に分類され芋類に該当します。
くわいの種類
くわいには主に3種類あります。
国内流通の大半を占めています。おせちに入っているのもほとんどがこの品種です。
原産国である中国の品種です。日本では生産が少ないです。
その名の通り大阪府の吹田市で古くから栽培されている品種で、なにわの伝統野菜です。吹田くわいの名は「万葉集」にも登場するほどです。
他にも、京伝統野菜の「京クワイ」や家が伝統野菜の「神子原クワイ」などがあります。
くわいの選び方は?
くわいって馴染みがないので、どれを選べばいいか悩みますよね。
この2つがポイントだそうです。
・丸く膨らんだ部分が硬く、表面の皮が鮮やかで艶があるもの
またおせちには小さめの方が使い勝手がいいですね。
保存方法
水をはったボールに浸して、冷暗所に置いておくと、長い間日持ちします。
くわいをの食べ方は?
くわいはアクが強くアク抜きが必須で、皮が厚くむきにくいので、下ごしらえが少し手間ですが下ごしらえをすることでより美味しく食べられます。
一般的におせち料理にはくわい煮(*)にして入れますが、炒め物や素焼き、揚げ物、炊き込みご飯にしても美味しいです。
*くわい煮・・・出汁、砂糖、しょうゆ、みりん、塩を入れてコトコト煮たものです。
なぜおせち料理に入れるの?
くわいは芽が上に向かって伸びていることから、「芽出たい(めでたい)」と「出世祈願」の2つの意味が込められています。
「芽出たい(めでたい)」というのは、ちょっとギャグっぽいですね(^-^)
くわいはどこで売ってる?
くわいの流通期は11月〜1月です。
なのでちょうど年末年始の時期が旬なのですね。
それ以外の時期はスーパーではあまりないそうです。
しかしくわいは水煮の缶詰があります。
こちらはネット通販で購入できるのでいつでも購入できます♩
特産品にもなっています!
広島県福山市の特産品に「くわいっこ」というスナックがありました。
くわいは広島県福山市が生産量日本一なんです。生のくわいを芽をつけたまま素揚げして、塩を振っただけのシンプルな味付けで、おつまみに最高なんだとか。野菜チップスをイメージしていましたが、ごろっとそのまま入っていました。ネットでも購入できるのでぜひ購入してみてください。パッケージもくわいがキャラクターになっていておもしろいですよ♩
「くわい」はどこで売ってる?【まとめ】
いかがでしたか?
くわいは意外と身近な食材ということが分かりましたね。
お正月以外で使う方は少なかったと思いますが、くわいを使ったいろいろな調理方法もあるみたいなのでぜひ試してみませんか⭐︎
私は炊き込みご飯を作ってみたいなと思っています。そしてくわいっこが気になる、、、(笑)
最後までご覧いただきありがとうございました。