お雑煮の日持ちはどのくらい?常温と冷蔵庫、保存方法も解説!

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正月にお雑煮を食べるという方は多いと思います。

ご家庭で作る場合、食べる時期や家族の人数、来客の有無などに合わせて、量や作るタイミングを調整しなければなりませんよね。

汁は1度作ったら餅や具材を入れるだけなので、あると便利ですが、実際はいつまで保存できるものなのでしょうか。

そこで今回は、お雑煮がどのくらい日持ちするのか、常温時や冷蔵庫に入れた時、それぞれの場合について解説します。また、餅の保存方法も併せてご紹介します。

意外と知らなかったことが、次々に明らかになるかもしれません!

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目次

冬場でも注意!お雑煮は常温で2日、冷蔵庫で3日まで

まずは、細菌を増やさないためのポイントをご紹介します。

・細菌が繁殖しやすい温度20℃~40℃の間で、長時間置いておかない。
・調理加熱後に、素早く室温くらいまで食品の温度を下げる。
・加熱するときは、食品中心部を75℃で1分以上。

常温時の保存

お雑煮を主に作る正月は、気温の低い冬場の時期なので、常温保存できます。

といっても、暖房が効いた室温の高い部屋で保存すると、日持ちはしません。

お雑煮を作った鍋は、室温が10℃以下で直射日光の当たらないところに置いておくと良いそうです。

その際、餅は入っていない状態で保存します。

室温での保存期間は長くても2日です。

保存した翌日の朝などに、再びしっかり加熱しておくといいかもしれません。

冷蔵庫での保存

2日以上日持ちさせたい場合は、冷蔵庫に入れることをおすすめします。

鍋がそのまま入る場合は、きちんと火を通した状態から粗熱を取ってから入れます。

熱い状態で入れてしまうと、庫内の温度が上がってしまい、中のほかの食材に影響があるので、注意したほうが良いでしょう。

冷蔵庫での保存期間は3日ほどです。

その際、毎日1回は鍋をしっかり加熱して滅菌すると安心です。

我が家の場合

我が家の冷蔵庫は小さめで、鍋をそのまま入れることは難しいので、汁物を保存する場合はタッパーなどに移します。

鍋で調理した後、保存容器の耐熱温度に気を付けつつ、容器に汁を入れます。

ある程度まで温度が下がってから、冷蔵庫に入れますが、狭い庫内の温度がますます上がりやすいので、私は保冷剤をいくつか一緒に入れるようにしています。

保存容器に移した場合も、少し面倒かもしれませんが毎日火を通したほうが安心です。

うちでは保存した翌日食べるときに、タッパーから全部、鍋に移して火にかけます。

そして、また残った分を前より小さい容器に移して、同じように冷蔵庫に入れるという風にしています。

腐っているかもしれない状態

とはいえ、うっかり火を入れ忘れてしまったりすることもありますよね。腐っているかどうか、

・酸っぱいにおいがする
・酸っぱい味がする
・糸を引くような粘りがでている
・カビが生えて、汁の表面が白っぽくなっている など

以上のような点がみられる場合は、食べないようにしましょう。

ちなみに、冷凍する場合、汁に具材が入った状態のものは、大根や里芋など食材の味や食感が損なわれるので、おすすめはできません。

汁だけ、一回に使う分を冷凍用保存袋に空気を抜いた状態で小分けにして冷凍しておくと、後から使いやすいです。

餅は冷凍保存がおすすめ!

つづいて、お雑煮には欠かせない、餅の保存方法についてご紹介します。
餅の保存で気を付けたいのは、カビが生えやすい点です

常温と冷蔵庫での保存方法

最近スーパーなどで見かける個別包装の場合は、常温保存で問題ありません。

ついた餅や、個別で包装されていない餅の場合、常温や冷蔵庫での保存は湿気でカビが生えやすいので、基本的におすすめできません。

冷蔵保存でも一見大丈夫に思えますが、でんぷん質が多く含まれている餅は劣化が早まり、味も落ちてしまうそうです。

どうしても常温や冷蔵庫で保存しなければならない場合は、餅を洗って粉などを落とし、水を張ったボールやタッパーなどに浸けておきます。

水は毎日変えて、出来たら餅も洗って、日の当たらない、涼しいところか冷蔵で保存すると日持ちするそうです。

冷凍での保存方法

餅の保存で一番適当な方法は冷凍です。餅を1個ずつ、もしくは2個か3個ほどをラップに包んで冷凍用保存袋に入れ、空気をしっかり抜いた状態にして、冷凍庫で保存します

食べるときは、室温に置いて半解凍させてから調理すると良いそうです。

お雑煮の日持ちはどのくらい?【まとめ】

いかがでしたか。

正月の寒い時期でも、お雑煮の日持ちは常温で2日、冷蔵庫でも3日まででした。

お雑煮はもともと、1年の作物の実りに感謝し、翌年の豊穣を願って神様にお供えした餅や食材を、お下がりとしていただくものです。

お雑煮に限らずですが、自然の恵みとしての作物に感謝の心を持って大切に扱い、無駄なく最後まで食べきることを、忘れず心掛けていきたいものですね!

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