こんな経験はありませんか?
少し目を離した隙に子供の服がチョコまみれ!
不注意でチョコが服についてしまった!
などなど、チョコが服についてしまうと落とすの大変ですよね。
闇雲に取ろうとして生地を傷つけることもあります。
そんな時に使える、チョコが服についてしまった場合の洗濯方法や落とし方をご紹介します。
洗濯汚れの種類
チョコの汚れを落とすために、まずは汚れの種類を考えてみましょう。
※汚れの種類(全3種類)
1、水溶性汚れ
ジュース/コーヒー/ワイン/しょうゆ など
水溶性の汚れは、字の通り水に溶けやすい性質を持っているため、家庭での生活でも十分落ちることがあります。
2、油溶性汚れ
チョコ/油/バター/ミートソース/口紅 など
油溶性の汚れは油を含んだ汚れのため、通常の洗濯では落ちにくいです。
油は熱に溶けやすい性質を持っているため、水ではなくお湯を使うこととクレンジングオイルなどを使って落とすことも可能です。
3、不溶性汚れ
ドロ/錆/墨汁/香水 など
不溶性の汚れは水にも油にも溶けない性質を持っています。
そのため、家庭での染み抜きはとても大変です。
これらの汚れは、まず時間を空けずにすぐに中性洗剤と固形石鹸を使って洗い流しましょう。
時間が経って汚れが定着してしまうと、うっすら残ってしまう可能性が非常に高いので、注意してください。
服についたチョコが落ちにくい理由と落とす際の注意点
落ちにくい理由
上記でもお伝えした通り、チョコレートのシミは油溶性ですよね。
油溶性の場合、油と水がケンカをしてしまい通常の洗濯だと落とせないというのが一番の理由です。
落とす前の注意点
洗濯表記を確認の上、水洗いできる生地であれば下記方法を試してみてください。
仮に、水洗いできない生地(レザー等)の場合は、クリーニング屋さんで頼んでくださいね。
服を長く着るために、生地の確認は特に注意しましょう。
色落ちする場合もクリーニング屋さんへ頼んだほうが賢明です。
では、落とし方のご紹介をしてきます。
服についたチョコの落とし方
準備するもの
・不要なタオル
・歯ブラシ
②熱めのお湯に洋服をつけ、溶かす。
③食器用洗剤をチョコレートのついた部分につける。
④生地を裏返しタオルとチョコが合わさるようにする。
⑤歯ブラシで上から優しく叩くように汚れを落としていく。
⑥ぬるま湯ですすぐ
1回では落ちなかったら、③〜⑥を何度か繰り返してください。
また、食器用洗剤で落ちにくい場合はクレンジングに変更してみると落ちるかもしれません。
ここでのポイントは、⑤の部分です。
強くもみ洗いをしたりせずに、優しくする汚れを浮き上がらせるのがポイントです。
チョコは取れたけど、生地が傷んでしまったなんてことになったら本末転倒ですからね・・
十分にチョコが取れたら、あとは通常の洗濯をして完了です!
外出先や緊急な時の取り方
予期せぬところでチョコがついてしまったり、すぐに洗濯ができない場面も多いと思います。
そんな時に使える応急処置の方法もご紹介しましょう。
必要なものはティッシュかタオルのみです。
チョコがついてしまった部分を包み込んで、つまむように取り除きます。
この時、こすったりしないように注意しましょう!
こすってしまうと取れなくなったり、シミが広がってしまったりする可能性が大きいです。
ついた瞬間は焦ってこすって取ろうとする方もいるかもしれませんが、逆効果になってしまう為、焦らずゆっくり取り除くようにしましょう。
チョコが服についた時の落とし方をご紹介!【まとめ】
・洗濯表記は必ず確認!
・緊急事は優しくつまみ出す!
みんな大好きなチョコレートですが、気をつけて食べているつもりでもついてしまったり、不意に落ちてしまったりすることはあると思います。
服についてしまった場合は、あまり放置をせず是非先ほどの洗濯方法を試してみてください。