なんだかそわそわするバレンタインの季節がやってきます!
バレンタインの季節がやってくると板チョコがスーパーやコンビニに並び始めますよね。
私も学生時代に板チョコを使って何度か作ったことがありますが、お菓子作り、その中でもチョコレートを使って作るお菓子は繊細でなかなか難しいんですよね。
特に、チョコレートを溶かすところ!
なかなかうまくいかず、作り直したことがあります・・・
そんなチョコレートの温度に関することをまとめてみましたので、ぜひご活用ください!
チョコレートは何度で溶ける?
※湯煎する時のお湯の温度は?
湯煎の際の最適な温度は、50℃〜55℃です!
(一般的なスイートチョコレートの場合)
調理用の温度計をお持ちの方は是非使っていただきたいのですが、お持ちでない方も多いと思います。
そういった場合の温度の見極めは意外と簡単です。
鍋に水を入れ火にかけた時に鍋の底から泡が出てきたら約60℃です。
60℃だと少し高いので、火を止めて少し冷まします。
その後、指で少し触れる程度になってきたらちょうどチョコレートが溶け始める温度の50−55℃です。
湯煎の際は、急がずゆっくりゴムベラで混ぜましょう。
チョコレートが溶け始める温度は分かったけど、チョコレートの種類によって溶ける温度って違うの?と疑問が出てくると思います。
次はチョコレートの種類によって溶ける温度が違うのかみていきましょう。
チョコレートの種類によって溶ける温度は違う?
あまり気にしたことはない方が多いのかもしれませんが、実はチョコレートの種類によって溶かす最適な温度は異なります。
スイートチョコレート
スイートチョコレートとは、カカオを主原料としてミルク(乳製品)が入らず、カカオ分40〜60%前後が含まれるチョコレートのことです。
ミルクチョコレート
ミルクチョコレートとは、カカオを主原料としてミルク(乳製品)を入れたチョコレートのことです。
ホワイトチョコレート
ホワイトチョコレートとは、ココアバターを主原料として砂糖や粉乳などを混ぜ合わせ固めたチョコレートのことです。
こうやって種類毎にみてみると、そもそも入っている成分が違うから、溶ける温度が異なるのも納得できますよね。
それでは、最後にチョコレートの溶かし方についてみていきます。
チョコレートの溶かし方は?
・チョコレート
・包丁
・ボール 2個
・ゴムベラ
湯煎に必要なものは至ってシンプルです。
では、次にチョコレートの溶かし方をご紹介します。
溶かし方(1)湯煎で溶かす場合
・前述した通りのお湯を準備し、片方のボールにお湯を入れる
・もう片方のボールに刻んだチョコレートを入れる
・お湯を張ったボールの上にチョコレートを入れたボールを乗せゆっくりとゴムベラで混ぜる
☆ポイント☆
チョコレートを刻むときは、できるだけ均等に細かく刻むようにしましょう。
ボール・ゴムベラは水気を完全にとってから使いましょう。
ボールはできるだけ大きさを合わせましょう。
お湯が入ってしまいそうな場合は、お湯を張ったボールを少し外しながら混ぜても大丈夫です。
溶かし方(2)レンジで溶かす場合
・ボールに刻んだチョコレートを入れる
・500W以下で約20秒→混ぜる→約20秒をきれいに溶けるまで繰り返す
☆ポイント☆
チョコレートを刻むときは、できるだけ均等に細かく刻むようにしましょう。
ボール・ゴムベラは水気を完全にとってから使いましょう。
500W以上の場合は秒数を減らして少しずつ混ぜましょう。
長時間レンジを回して混ぜようとすると、失敗の原因になってしまいます。
チョコレートは何度で溶ける?【まとめ】
・チョコレートの種類によって溶ける温度は異なります!
・チョコレートに水分は天敵!
繊細なチョコレートですが、丁寧に作業を行えば必ず美味しく出来上がります。
ゆっくり、丁寧にお菓子作りを楽しんでください!