毎年やってくる10月31日のハロウィン。
ハロウィンといえば、黄色いカボチャのランタン、ジャック・オー・ランタンですよね!
私にはかわいいおばけに見えてしまいますが、ちゃんと由来があるんです。
カボチャのおばけ、ジャック・オー・ランタンはカボチャの中身をくり抜いて、火を灯します。
灯りをともすことで良い霊を呼び込み、悪い霊を寄せ付けないという意味があるそうです。
あの世とこの世にも行けず、悪魔からもらった火種を頼りにさまよう男性の伝説がもとに、このジャック・オー・ランタンが生まれたといわれています。
そんな由来を持つジャック・オー・ランタンですが、ハロウィンの行事には欠かせないアイテムのひとつ。
でも、カボチャを切って作る・・・なんだか面倒くさそう・・・と思ってませんか?
実は、ジャック・オー・ランタンを作るのは意外に簡単なんですよ!
ハロウィンで使う黄色やオレンジ色したカボチャは、普通のカボチャではないのです。
鑑賞用の甘くない品種のカボチャを使います。
なので、よく見る緑色のカボチャよりは柔らかいため、ナイフなどで切ることが出来ます。
今回は、ハロウィン用のカボチャの切り方のポイントと、ジャック・オー・ランタンの簡単な作り方をご紹介します。
ハロウィン用のカボチャはどこで売ってるの?
ハロウィン用のカボチャは、普段スーパーで売っているような緑色のものではなく、鑑賞用のカボチャを使います。
そんなカボチャ、どこで手に入れるの?
ハロウィンの時期が近づくと、さまざまなお店で見かけるようになりますが、今回はおすすめのお店をいくつか紹介しますね。
生花店、花屋さん
まず間違いなく、生花店、お花屋さんに行けば、手に入るはずです。
ハロウィンの時期が近くなると、入荷してくるはずですので、お店の方に確認してみてください。
大型スーパー
先ほどと同様ですが、大型のショッピングセンターやスーパーには花屋さんが入っています。
なので、購入できる可能性があります。お近くにあるスーパーをチェックしてみてください!
オンラインショップ
最後は、オンラインショップになります。
「楽天市場」や「yahooショッピング」「Amazon」などで購入することができます。
一番手頃なお値段で手に入るようです。
特に「楽天市場」は種類が豊富でおすすめと紹介している方もいます。
お値段もピンからキリ、サイズも豊富にそろっていますので、ネットで購入されるときは、他サイトと比較してご自身の目的にあったカボチャを見つけてみてください!
ハロウィンのカボチャの簡単な作り方
まず、カボチャの切り方を解説する前に、ジャック・オー・ランタンを上手に作るポイントお伝えします。
それはカボチャのサイズです!
鑑賞用のカボチャにもいろいろなサイズがあるそうで、S・М・Lなどといろいろあるようです。
ちょうど良いのはМサイズで、小さすぎずおおきすぎずなカボチャだと、失敗も少なく、きれいに作れます。
はじめて作る人、簡単に作りたい人は、大きめのカボチャでチャレンジすると良いでしょう。
また、生のカボチャで作るので、日持ちは2、3日ぐらいなので、パーティーの飾りに使うときは当日に作るのがベストです!
では、簡単に作り方を紹介します!
自分が作りたい顔をカボチャに描く。
マジックペンなどで、カボチャの表面に顔を描きます。
自分好みのジャック・オー・ランタンを描きましょう!
顔なんて思いつかないよ!って人は、定番の▼お目目のギザギザ口のお手本を用意しておくと良いかもしれません。
カボチャのお尻部分をナイフで丸くカットして、種を出す。
カボチャの上部を切る方法もあるようですが、今回はカボチャのお尻部分を丸くカットする方法を紹介します。
生のカボチャは固いイメージがありますが、ハロウィン用のカボチャは柔らかいようなので、カットする時はゆっくりナイフで切り込みを入れましょう。
スプーンで種を出すと楽に作業ができます!手で種を取り出すときはゴム手袋をしてくださいね。
ここでポイントは、きれいに中身をかき出すことです。
中身が残ってしまうと腐りやすくなってしまいます。
また、作業の時はカボチャの下に新聞紙などを敷いておくと片付けもスムーズですよ。
下書きした顔をナイフで切り抜く。
ここからが本番。
カボチャの表面に下書きの線に沿って、ナイフで切り込みを入れます。
すべてに切り込みを入れたら、顔のパーツごとに少しずつくり抜いていきます。
この時、無理に一気にナイフで切らず、ゆっくりと線に沿って切り込みを入れながら、少しずつ切ることが大事。
そしてポイントは、最初に大きなパーツから切り込みを入れていくことです。
大きなパーツを切る中で切るコツを掴んでから、細かいパーツに進むときれいに仕上がります!
パーツの切り込みが出来たら内側から指でカボチャを押し出します。
取り出せない場合は、切れていない部分に少しずつしっかりと切り込みをいれていきます。
切り方は、とにかくゆっくり、少しずつがポイントです。
カボチャを乾燥させる。
カボチャは水分が多いため傷みやすく、カビが生えてしまいますので、しっかり乾燥させて水分を抜きましょう。
カボチャに火を灯す。
しっかり乾燥させたら、最初に切ったカボチャのお尻部分を土台にしてキャンドルを指し、火を灯しましょう。上から作ったカボチャの顔をゆっくりと土台に乗せます。
そして、ジャック・オー・ランタンの完成です!
ここまでの工程だけで、初心者の方でも1日もかからずに作ることができます!
ハロウィンのカボチャの切り方ポイント【まとめ】
ハロウィンのカボチャ「ジャック・オー・ランタン」の簡単な作り方と、切り方のポイントをご紹介しました。
でも実際、鑑賞用のカボチャって手に入れようとすると簡単にパっと買えるわけではないんですよね。
買えるお店もご紹介しましたが、普段行くスーパーなどでは買えないかもしれません。
そんな時は、年中お店でよく見かける緑色のカボチャでもジャック・オー・ランタンは作るのもありです!
ただ、料理をする人はわかると思いますが、緑色のカボチャは生のままでは包丁ではなかなか切れません!
なので、緑色のカボチャを使う時は、①少し小さめのカボチャを選ぶ、②加熱してから作ることがポイントです。
ナイフや包丁ではなかなか作業が難しいかもしれませんので、その時は果物用ナイフや彫刻刀を使うと良いでしょう。
せっかくのハロウィンのイベントなので、色々なジャック・オー・ランタンをお試しください!