マンションなどベランダでの家庭菜園の魅力は、初心者でも気軽に始められることですね。
プランターや土などを準備すれば、簡単に始められます。
小さなプランターで始めた家庭菜園が、いつのまにか本格的な趣味になってしまった人も少なくありません。
気軽に始められる一方で、団地のベランダや賃貸の庭などでは気を付けなければいけない点もあります。
家庭菜園で気をつける点と楽しむための方法をまとめてみました。
家庭菜園は簡単に始められない?~団地のベランダで楽しむ方法
団地などのベランダでは、プランターを使えば、家庭菜園は簡単に始められます。
プランターで家庭菜園をするメリットはたくさんあります。
ちょっとしたスペースでも始められることや、プランターを移動させやすいので、日当たりや状況に応じて場所を変えられることなどですね。
しかし共同住宅である団地では、家庭菜園で気をつけなければいけないこともあります。
ここでは2つのチェックポイントを紹介しましょう。
一つは共用部分の使い方です。
団地のベランダは共有部分になります。
居住者が使うことは認められていますが、ベランダを通じた避難などで使用されることが想定されているからです。
隣のベランダとの境のパーテションや避難ハッチなどが設置されていると思います。
そのため鉢やプランターなどは、避難の妨げにならないような場所に置きましょう。
もう一つは水やりです。
プランター栽培で大切なことはこまめな水やりですね。
団地のベランダでのプランター栽培では、水受けの皿を置くようにしましょう。
水やりの際にプランターから、細かい土などが流れ出ます。
それが原因で排水溝が目詰まりを起こしてしまったり、下の階へ水が滴り落ちるなどのトラブルが発生することがあります。
家庭菜園は簡単に始められない?~賃貸の庭で楽しむ方法
家庭菜園に興味のある方なら、庭があれば菜園にしたくなりますよね。
庭なら、プランターと違って、それなりのスペースの土地を耕して育てる醍醐味もあります。
しかし賃貸の庭ですので、やはりできないことがあります。
テラスハウスのように複数棟ある賃貸の場合、敷地内は団地同様、共有スペースと専有スペースに分かれています。
専有スペースであっても、できないこともあります。
賃貸契約書を確認したり、場合によっては管理会社に承諾を得ることが必要です。
庭付き一戸建ての場合でも、賃貸であれば同様です。
原状復帰が必要な場合もあるようですので、事前に確認するようにしましょう。
マンションのベランダでの家庭菜園にぴったりな野菜やハーブはコレ
このように、団地のベランダなどでの家庭菜園には、いくらかの制約があります。
しかし、ルールさえ守れば、家庭菜園の楽しさは十分に味わうことができます。
ベランダの場合、プランターでの家庭菜園になりますが、初心者でも簡単に始められる野菜やハーブがあります。
野菜であれば、ミニトマト、ラディッシュ、枝豆、ナスなどがおすすめです。
ほうれん草やカブなどは、年に2回植えられて楽しいですね。
またハーブを植えれば、いつも緑の葉があるすてきなベランダになりますね。
ルッコラやパセリ、ローズマリー、バジルなどのハーブは、香りもありうれしいハーブですね。
マンションのベランダの場合、日当たりに加えて風通しが大切になります。
日照時間や日差しの強さ、風の流れなどの環境を気にしながら、プランターの場所を変えてみましょう。
マンションのベランダでは家庭菜園は簡単にできない?【まとめ】
スーパーで売っている野菜と違って、家庭菜園の場合は「自分で作った」という安心感と達成感があります。
マンションのベランダなどでの家庭菜園でも、家庭菜園の醍醐味を十分に味わえるよう、ルールやマナーはしっかりと守って楽しみたいですね。