ハイターと中性洗剤は混ぜると危険?酸性アルカリ性との違いも解説!

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キッチンハイター大好きです!

水筒のパッキン、汚れたマグカップ、ふきん、スポンジ・・・なんでも桶に放り込んで、水をジャージャーいれて、ハイターもジャッパー!

時々子どもに「水筒がプール臭い」と言われるけど「それは、清潔の匂いなのだよ!」と一蹴しています。(子どもたちも何とな~く納得。素直で良かった)

容器に書いてある『混ぜるな危険』の強めのゴシック体を目にするたびに「・・・相当危険なのだろうな」と理解はしています。

が、知識としては「なにかと混ぜちゃうと、なにかの有毒ガスが発生するよ!」程度のもの。

あれ?食器洗いのエースピッチャー『中性洗剤』との相性は大丈夫だよね?

・・・え、大丈夫なの?

調べました!!!

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目次

まず、ハイターと中性洗剤について知る

ハイターとは

花王株式会社から販売されている衣類と台所用の漂白剤、バイプとトイレ用の洗浄剤、カビ取り剤の総称です。

こすっても落ちない汚れや、目に見えない菌を除菌・漂白することができる『塩素系漂白剤』に分類されるものです。

中性洗剤とは

洗剤の性質として『中性』の位置に分類されるものです。

中性の他に『酸性』『アルカリ性』があります。

中性洗剤は、その名の通り『酸性とアルカリ性の中間の性質をもつ成分』ということになります。
見分ける方法は簡単。

パッケージの成分表示が書いてあるところに『液性/中性』と書いてあれば中性洗剤です。

汚れ落としをする時には『アルカリ性の汚れには酸性洗剤』『酸性の汚れにはアルカリ性洗剤』を使用すると落としやすくなるそうです。

でも生活の中で

「これは酸性の汚れだから、こっちのアルカリ性の洗剤」
「あ、でもこっちはアルカリ性だわ。じゃあ別にして・・・こっちには酸性の洗剤」

なんて、しゃらくさいことできませんよね?

そこで、どっちにもそこそこ効果を発揮する中性洗剤が登場するわけです。

『どっちにも、そこそこの効果が取り柄』

の中性洗剤なので、酸性・アルカリ性に偏っている洗剤に比べると洗浄力は劣ります。

しかし、そのお陰で手肌や素材への優しさも持っています。

ハイターはとっても便利だけど注意が必要!

ハイター(塩素系漂白剤)のパッケージにあって、見る人を少しビビらせる『混ぜるな危険』という表示。

何が危険?何をやってはいけないの?

酸性のものと混ぜる

酸性のものと混ぜると塩素ガスが発生し、中毒を起こします。

塩素ガスは独特な刺激臭がします。

吸い込むと口の中の組織が破壊されてします可能性があります。

また、高い濃度のものを大量に吸い込むと塩素ガス中毒となり、呼吸器系を中心に重篤な症状を起こします。

実際に家庭での掃除で、塩素ガス中毒による死亡事故も報告されています。

酸性の洗浄剤は『水垢・尿石』落としに優れていますので、トイレ用の洗浄剤やシンク・蛇口などの水垢落とし用洗浄剤として使われていることが多いです。

また、お酢・クエン酸・レモン・アルコールも酸性となりますので、注意が必要です。

オキシクリーン(酸素系漂白剤)と混ぜる

みんなの味方オキシクリーンは酸素系漂白剤です。

水(お湯)と合わさると酸素が発生して汚れ落としをします。

漂白中によーく聞いていると、シュワシュワと音がしているのがわかると思います。

これをハイター(塩素系漂白剤)と混ぜても、有毒なガスは発生しません。

しかし、2つが合わさると漂白効果が消えてしまうので、こちらも注意したいですね。

今回のお題目!ハイターと中性洗剤を混ぜるとどうなのか?

ハイターと中性洗剤を混ぜるとどうなのか、結論から言えば「問題ありません」

中性の性質を持つものは、他の性質を持つものと混ざっても反応しないからです。

中性洗剤を使用したあとなら、安心してハイターを使うことができます!やったー!

ハイターと中性洗剤は混ぜると危険?【まとめ】

身近に潜んでいる『科学的危険』は多くありますが、正しい知識を持って、きちんと商品の注意事項を確かめれば、事故は必ず避けることができます。

事故を防ぐだけではなく、毎日使っている洗剤類の特徴・性質を知ることで、その役割を最大限に活かすこともできます。

少しの興味と好奇心で、日々の生活がより豊かなものになるといいですね!

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