冬と言えばストーブ、ストーブと言えばやかん、という思考の人は多いのではないでしょうか。
でも、ストーブにやかんを置くのは場合によっては危険な場合がありますし、音がうるさい場合もあります。
それなのになぜ、多くの人がストーブに「やかん」はなぜなのでしょうか。
それはやかんでお湯を沸かすと、お湯を沸かせるプラス加湿になると言われているからです。
というわけで今回は、ストーブにやかんを置く理由、やかんを置くのに危険性はないのかなどを紹介していきましょう。
ストーブに「やかん」はなぜ?
ストーブの上にやかんを置く理由は「加湿効果が期待出来る」というメリットと「寒い台所に行かなくてもお湯を沸かせる」というメリットが存在するからです。
特に加湿効果については、ストーブを付けると空気が乾燥しやすいためか、効果を期待して置いている人も多いとのこと。
ちなみに我が家では、よく石油ストーブにやかんを置いていますが、特に加湿という意識はなく「電気代が節約になるからストーブでお湯を沸かしている」という意識で置いています。
実際に電気代節約になっているのかは分かりませんが、わざわざ寒い台所に行ってお湯を沸かさずに済んでいるので、それなりのメリットはあると言えるでしょう。
とは言え、ストーブにやかんを置くと、デメリットも出てきます。
例えば、うっかりやかんに手が当たったりするとやけどする恐れがあったり、吹き零れると故障の原因になる可能性が出てきたり。更には、やかんの音がうるさい場合もあります。
特にやけどや故障が起こってしまうのは大問題です。
やけども故障も、きちんと注意していれば問題はないかもしれませんが、小さな子供やペット、よろける可能性のある老人などは注意していても危ない可能性大。
そのため、小さな子供やペット、老人がいる家庭はやかんを置くのは控えるのがいいかもしれませんね。
ストーブの上にやかんを置くのは危険?
ストーブの上にやかんを置くのは危険、という意見もありますが、ただ置くだけなら特に危険はありません。
中に入れるものが水であれば発火の恐れはありませんし、空炊きをしなければやかんが焦げ付いたりすることもないでしょう。
現に我が家でもストーブの上にお湯の入ったやかんを置いていますが、特にこれと言った問題は起きていません。
ではなぜ危険だと言われるのか。それは、沸騰したお湯や熱くなったやかんが危険だからです。
とは言っても、普通に扱っていれば危険でも何でもなく、ただお湯が沸いてくれるだけなのですが、万が一触ってしまったりなぎ倒してしまったりすると、やけどしたり誰かに熱湯がかかってしまう自体が発生する可能性があります。
これは、どれだけ気を付けていても起こりうる自体。そのため、ストーブにやかんを置くこと自体は危険でなくとも、完全に安全だとは言い切れないのです。
ストーブの上にやかんを置く時に注意すること
ストーブの上にやかんを置く時には、いくつかの注意が必要です。
具体的には、
・ストーブの周りはなるべく電気コードを置かないようにする
・ステンレスやかんは避ける
・やかん満タンまでお湯を入れない
など。
特に電気コードについては、何本も傍に置いていると誰かが躓いてしまう危険があります。
ストーブの傍で誰かが躓いてしまえば、そのままストーブややかんを倒してしまうかもしれません。
そうなると、躓いた方も危険ですし周りに人がいればその人も危険です。
そのためコードはなるべくストーブのから離れた位置に置いた方がいいでしょう。
また、ステンレスやかんをストーブの上に置くと、音がうるさくなってしまうのだそう。
そのため、ステンレスやかんをストーブの上に置くのは避けた方がいいでしょう。
そして、やかん満タンまで水を入れるのもおすすめ出来ません。
やかん満タンまで水を入れると、お湯が沸いた時に吹き零れてストーブ故障の原因になってしまいます。
「ストーブを湯沸かしに使って電気代が少し浮いたのにストーブが故障した」なんてことになれば、電気代以上の出費になりますからね。
ストーブに「やかん」はなぜ?【まとめ】
今回、やかんをストーブの上に置く理由は「加湿」と「湯沸かし」が出来るからということでした。
しかし、ストーブの上にやかんという行為は、メリットは大きいですが場合によっては音がうるさかったりやけどや故障の可能性が出てきたりと、デメリットも大きいです。
となると結果的に、注意点に気を付けながらストーブの上にやかんを置き続けるか、メリットを諦めてやかんを置かないようにするかどちらかなのではないでしょうか。
我が家は注意点に気を付けながらやかんを置いていますし、音がうるさいから置かないという家庭もあります。
でも、どちらを選んでもストーブとの暖かい生活は変わりません。なので結局は、それぞれの好きな方を選ぶのがベストと言えるのかもしれません。