成人式に振袖を着る場合、多くの人は真っ白な足袋をはくと思います。
足袋は和装の足元を美しく見せてくれます。
足袋にも、オシャレな柄のついたものもあったりと、成人式に合わせて、足元もおしゃれにしてみるといいかもしれませんね。
最近ではコハゼのないソックスタイプ・防水機能付き・防寒用のカバーとしても使えるものなどたくさんの種類が販売されているので、どれが良いか悩んでしまいますね。
今回は、足袋の選び方などについてまとめました。
成人式の足袋はどのように選ぶの?
履いた時に足の甲部分にシワがなく、生地がピンと張っているのが、理想な足袋姿です。
素材やサイズによって見た目の美しさも異なってきます。
足袋を選ぶ時は、試し履きをしてから購入するようにするのが理想的だと言われています。
しかし、通販サイトで購入したりすると、試し空きをすることは難しいとされています。
通販で購入する時には、ポイントがあるので、押さえておきましょう。
「足の実寸」でサイズを選ぼう
足の実寸でサイズを選ぶのは、基本的な事だと言われています。
もし、実寸が分かる場合は、足袋は実寸と同じものを選ぶと一番失敗がありません。
足袋は靴と違って素足に直接履くものですので、実寸することがおススメです。
実寸が分からない場合は、普段履く靴のサイズより0.5㎝小さいものを選ぶのがポイントです。
どんなシーンで履くのかで色を決める
カジュアルなシーンでは、個性を生かした柄足袋や色足袋でおしゃれを楽しむのもいいですね。
結婚式や成人式では、白の足袋をはくのが決まりです。
機能性を重視した足袋
成人式は寒い時期に行われる地域が多いと思います。
寒い季節には、起毛したネル素材の足袋や、発熱素材の足袋など、機能性を重視された足袋を活用するのもおすすめです。
また、撥水加工を施した足袋は、雨の日には大変助かります。
状況に応じて機能性足袋を使い分けることも出来ます。
最近では、着付けをしてくれるところによって、提案してもらえることもあるようですよ。
ストレッチの効いた素材は履きやすい
昔履いていた足袋と言えば、綿晒(めんさらし)素材の足袋が定番だったと思います。
清潔感のある漂白された白の生地で、パリッとしたハリ感があります。
シワになりやすく、洗濯後のアイロン掛けは必須です。
私の成人式の時も、綿晒(めんさらし)素材の足袋が定番だったと思います。
返却する際に、アイロンがけをして返した記憶があります…
家庭で洗濯って…とも思いましたが…
近年はポリウレタンを含んだストレッチ性のある素材が人気です。
綿晒の足袋に比べ、足にしっかりとフィットしてくれるため、試着なしで購入する場合でも安心です。
正座など同じ姿勢を長時間保つ場合でも、足に食い込みにくく、血流を妨げることがない事からも、履き心地の点からもストレッチ足袋は、非常におススメです。
色物や柄物の足袋は二次会用?
成人式で、色物や柄物の足袋を履けば、足物とオシャレとして引き立チノではないかと思います。
しかし、神事ごとの場合に拘るのは白足袋と昔から決められているため、成人式では白い足袋を履くことが基本だとされ、色物や柄物を避ける方が無難だと言われています。
オシャレに演出したい時には、成人式後の二次会の時などに足元のオシャレを楽しんでみると良いかもしれませんね。
成人式の足袋について【まとめ】
最近では、襟元や足袋など、オシャレになってきた小物がたくさんあります。
足袋でも、色物や柄物など、足元のオシャレを彩ってくれるものも出てきました。
私の時は、そのようなおしゃれなものはなかったので、今の子たちは無限大にオシャレを楽しむことが出来るのではないかと思います。