赤ちゃんが生まれるとたくさんの行事が待っています。
赤ちゃんが最初に迎える大事な行事と言えば、お七夜です。
お七夜は、赤ちゃんが生まれてから1週間後に訪れるイベントを言います。
お七夜は別名では命名とも呼ばれています。
しかし、ママや赤ちゃんの入院期間によってはお七夜に間に合うように退院することが出来ない場合もあります。
特に帝王切開をした人は、産後の入院期間が長引くとも言われていますので通常、お七夜のタイミングは入院中です。
今回は、入院中に訪れるお七夜についてまとめました。
お七夜は具体的に何をするの?
お七夜のお祝いは、お宮参りのようにどこかに行くことはなく、自宅でお祝いをします。
また、お七夜には命名式も行われます。
お七夜のお祝いはすごく大事な日だと言われていますが、生後1週間ということもあり、産後間もないので母子ともに無理は禁物です。
母子の状態にもよりますが、お七夜のタイミングに当たる産後1週間は入院中という事も珍しくはありません。
里帰り出産している場合は、里帰り先で行うことが多いです。
自宅に帰っている場合は、自宅でお七夜の計画を行うと良いでしょう。
お七夜の時期に母子がどこにいるのかによって、お七夜をどこで行うかが変わってきます。
帝王切開で出産した場合、通常よりも入院する期間が長いです。
お七夜の時期にも入院している可能性もあるので、病院で家族だけでお七夜をする人も多いようです。
お七夜の命名式とは?
お七夜のメインイベントは、命名式です。
命名書に名前を書いて、赤ちゃんの名前を披露します。
命名書は、最近ではベビー用品店で購入することが出来、いろいろなタイプのものが出ているので、自分たちが書きやすい物を選ぶと良いですね。
手形を貼るスペースがあるものや、写真を貼ることが出来るものなど、最近の命名書はいろいろなものがあります。
病院では、手形をとったり写真を貼ってくれるなどもしてくれるので、他購入した命名書にそういったスペースがある場合には、頼んでみると良いですね。
記念写真も、病院で撮ることも出来るので、出来るなら撮ってもらえると良いですね。
お七夜と言えば、祝い膳があります。
病院でも祝い膳が出てくるところもあるので、それに合わせてケータリングを利用するなどで、祝い膳を頼んでみると良いですね。
お七夜はいつ行うの?
通常、赤ちゃんが生まれた日を0日と数えますが、お七夜については、生まれた日を1日と数えて、7日目に行うものと言われています。
特に帝王切開で出産した人は、7日目も入院している可能性が高いです。
上記では、入院中にお食い初めを行う人の場合について書きましたが、必ず7日目に行わなければいけないというものではありません。
母子の体調が整ってから、お祝いをするようにします。
お食い初めの時期の前までには、終わらせておきましょう。
赤ちゃんの名前が決まっていない場合は?
生後2週間までに出生届を提出すればよいので、お七夜にはまだ名前が決まっていないケースもあります。
しかし、名前を付けるのに焦る必要はありません。
一生のものなので、お七夜のためにと焦って名前を付ける必要はありません。
名前が決まって、退院後の1週間検診の時に合わせて、命名式を行う方法もあります。
帝王切開等の理由で入院が長引いている場合のお七夜
帝王切開で入院が長引いている場合は、家族だけで病院でお七夜を行うこともあるようです。
また母子ともに体調が安定した時に、改めてみんなでお七夜を行うといった考え方もあります。
病院で行うと、準備や後片付けを行うこともないので、体調的には負担をかけることなくお七夜のお祝いをすることが出来ます。
帝王切開で出産した時は、退院したてはまだまだ大変な時期だと思います。
その人の体調に合った方法でお七夜を行うのがいいですね。
無理をせず、体調を考えて、いいお七夜の思い出を作っていただけたらと思います。