最近はお歳暮そのものが身近なものになっていますね。
堅苦しいイメージもかなり薄れているように感じます。
カタログやネットなどで気軽にお歳暮を選べることも忙しい現代人には嬉しい。
お歳暮は1年お世話になりましたというごあいさつ。身近になったからこそ、他にお世話になっている人にも贈りたいもの。
たとえば習い事の先生。
習い事の中でも子どもの多くが習っているものといえばやはりピアノ。
もちろん大人でも習っている人はいるでしょう。
いつも根気よくていねいに教えてくださるピアノの先生。
感謝の気持ちをお歳暮として贈りたいと思う人も多いのでは。
ただ、習っている子どもが多い分ピアノの先生へのお歳暮は注意が必要。
お歳暮を贈りたいと考えている方へいくつか注意点をご紹介します。
ピアノの先生へのお歳暮、教室での習慣があれば合わせるべき
ピアノの先生へのお歳暮は義務ではありません。
あくまでも生徒さん側で決めること。
それぞれの家庭の考え方もあるので。
まずは子ども(もしくは自分)が通っている教室のほかの生徒さんに聞いてみることから。
先生はお歳暮の受け取りをされるかどうか、生徒同士の特別な取り決めがあるかどうかなど。
または贈るならどんなものを選んでいるか、金額の相場などなと。
お世話になっているからと、自分で用意する前に事前リサーチが大事。
だれかが代表で用意したり、または各々だったり、または先生が受け取らない方ということも。
教室によって違いがあるので注意が必要。
ほかの生徒さんと違うことをして浮いてしまうのは避けたいですよね。
ピアノの先生にお歳暮で贈るものを決める時の注意点
友達にピアノの先生がいるのでちょっと本音を聞いてみました。
何人か先生を抱える大きな教室だと一律してやりとりはなしなところが多いそう。
でも彼女の教室は個人教室なので特に決めごとはない。
なので、贈る人贈らない人それぞれなんだとか。
もちろんお歳暮で教えることに差をつけないのは大前提。
でも、 やはりお歳暮をいただくとていねいな印象を受けるし、嬉しいとのこと。
個人の教室だと楽譜、備品などもすべて自分で用意するので、本音をいえばギフト券がありがたいそうです。
中には現金と考える人もいるかも。
でも現金を贈るには注意が必要。
目上の方に現金を贈ることは失礼にあたります。
相手は「先生」なのですから、自分より年下でも目上の人。
現金を失礼と思わない先生もいるかもしれませんが、やはりギフト券の方がベター。
金額はだいたい月謝分でよいかと思います。
区切りよく3千円、5千円がちょうどいいのでは。
金額がわかるのがイヤなら物でももちろんOK。
ただ、食品を贈る時の注意点としては、こった物は贈らないこと。
先生の家族の好みなどよく知っているならいいけれど。
よく知らない場合、特別な肉や海鮮など好みが出やすいものは避けましょう。
あまりに高価なものも先生に申し訳ない気持ちにさせてしまいます。
予算は3千円くらいで、日持ちのするお菓子やジュース類などが無難です。
お歳暮にこだわらずお礼としてお歳暮の習慣がない教室での注意点
お歳暮などの習慣がない教室だけど、先生に贈りたい時もありますよね。
かなりの時間を個人的レッスンに使ってくれた、特別なアドバイスをもらったなど。
そんな時は感謝の気持ちをお礼にしたいもの。
でも。ほかの生徒さんはしてないのに自分だけするのも気がひける…。
そんな時は少しの注意点に気をつけるだけで大丈夫。
- あえてお歳暮の時期を避ける
お歳暮シーズンは12月20日までが一般的。
最後のレッスンが20日以降にあるならその時に。 - 熨斗などはつけずにお礼として贈る
お歳暮にとらわれず、あくまでも特別なことに対してのお礼として。 - ほかの生徒さんがいないところで
抜けがけされたとイヤな気持ちになる人もいるかもしれません。
人がいないときに渡すなど配慮は必要。
ほかにも、子どもが修学旅行に行ったときなど、子ども自身が選んだお土産を渡してもいいですね。
または旬のものをたくさんいただいたときのおすそ分けなども嬉しいもの。
お歳暮をピアノの先生に贈る時の注意点は?【まとめ】
ピアノの先生と生徒さんはマンツーマン。
とても距離が近い存在ですよね。
だからこそ先生も熱心に教えてくれます。
時には個人的な話をしたり。
給料制の先生と違って、個人教室の先生は月謝が収入源。
ギフト券など教室経営に役立つものは助かるのが本音。
迷ったらぜひ参考にしてみてください。
でも1番大切なことは教えていただいているという感謝の気持ち。
贈るものはなんであれ、その気持ちを最大限に伝えたいものですね。