お歳暮のお礼状【喪中】の場合のマナーは、これを読めば完全攻略!

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喪中とは近しい家族が亡くなった時に、お祝い事などを避ける状態のこと。

宗教などによりもに服する期間はさまざまですが、死後1年が一般的。
残された家族が亡くなった人を思い、そしてたち直っていく大切な期間です。

この間は結婚式やお正月、お祭りなど祝い事は遠慮するもの。

じゃあ、毎年恒例のお歳暮はどうでしょう。
贈るのもいただくの控えるべき?
お礼状は送っていいの?

結論… お歳暮は贈るのもいただくのもOK。

1年間お世話になった方にありがとうの気持ちを込めて贈るのがお歳暮。
季節のごあいさつなので祝い事にはあたりません。

もちちろんお歳暮をいただいたら、お礼状もきちんと出しましょう。

ただ、やはり喪中の間はお礼状には少し注意が必要。

お礼状を送る方が喪中、受けとる方が喪中。
それぞれ気をつけるべきことを紹介します。

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目次

喪中のお宅へお礼状を送る時の注意点

お歳暮をいただいたけれど、同じ相手から喪中ハガキも来ている場合。
喪中のお宅へお礼状なんて出していいのかと少し迷いますね。

でも、お歳暮は1年の感謝を伝えるごあいさつ。
いただいたお品のお礼なので、相手が喪中であってもお礼状は出すべき。

ちゃんと届いたことを伝えるためにも必要なことです。

ただし、受けとる側への配慮は忘れないように、ことばは選びたいもの。

お礼状のテンプレートそのまま送ってはダメ。

まずお礼状の冒頭で見かける「◯◯様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます」「ご多幸な新年」「すこやかにお過ごしのことと」など。

相手の方は大切な家族を失って、とても寂しい思いをしています。
亡くなった方をしのび、魂を鎮めようと祝い事などを避けている最中。

そんな時におめでたいことばはつつしむべき。
また皆さまいかがお過ごしでしょうか、など相手の安否なども避けるべき。

悲しみにくれた日々を送っているのは当然なんですから。
「皆さま、お寂しい日々と存じます」など相手の気持ちによりそったことば選びが大事。

そんなつらい日々にも関わらず、お気づかいいただいたことへお礼を述べましょう。

もしお礼状を出すのが年を越してしまうようなら松の内の過ぎる8日以降に。
お礼状としてでなく寒中見舞いとして出してもいいですね。

喪中の人が出すお礼状を書く時の注意点

次に自分の家族が亡くなって喪に服している場合のお礼状の書き方。

相手方が喪中よりはことば選びはむずかしくありません。
「ご健勝」「お慶び」なども使ってOK。

注意点としては、相手方がこちらが喪中なことを知っているかどうか。

葬儀に来ていただいたのか、弔電をいただいたかなどを参列者名簿、香典長などでまず確認を。

知っているなら、お礼状に葬儀に来てくれたことなどへの感謝の気持ちを書くとていねいです。

こちらの心情を心配してくれているであろう相手方。安心してもらうためにも、ようやく落ち着いた気持ちなども一言そえたいもの。

お知らせしていなかった、名簿などにも名前がなく喪中であることを知らない場合。

お礼状に何月何日にだれが他界したかということ、お知らせが遅くなったことへのおわびを記したいもの。

故人へのお歳暮は家族が代筆すること

故人あてにお歳暮が届くこともありますよね。
その方に死去の知らせをしていなかった、なんてこともあるでしょう。

故人の知り合いを。家族みんなが知っているわけではないのだから。

当然、家族が代筆します。
故人が夫なら妻、または息子や娘。

何月何日に他界したこと、亡き夫(父)に代わって心からの感謝の気持ちを伝えましょう。
また生前のお付き合いに対するお礼のことばも忘れずに。

家族が知らない方からの故人あてのお歳暮。
お返しの品を送りたいと考える人もいますよね。

ならば、別便で心ばかりの品をお送りしたことを文章中に入れると良いですよ。

故人のみとの知り合いなら、来年からのお歳暮の辞退をていねいに書き加えておきましょう。

お歳暮のお礼状「喪中」の場合のマナー【まとめ】

喪中でもお歳暮を贈ることに何の問題もないんです。お祝いごとではないので。

だからこそ相手方、こちらが喪中でも感謝のお礼状はきちんと出しましょう。

ことば選びに少し注意することがポイント。
相手方が喪中の場合には気とくにをつけましょう。

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