お食い初めには、鯛の焼き魚があると、より一層豪華な食事に感じますよね。
しかし、鯛を焼くだけではなく、盛り付けにも注目しなければいけません。
お食い初めの飾りや食器ってどこで購入すればいいんだろう…
そんな風に思っている人にも、役立つのがダイソーなどの100円均一ですが中でもデザイン性が優れているセリアがおすすめです。
今回は、お食い初めの鯛飾りや食器をどこで購入するのか、またその飾り方についてご紹介いたします。
鯛飾りとは?
鯛飾りは、日本の伝統的なお祝いの席で用いられる飾りの一つです。
特に、今回の主題となっている「お食い初め」に限らず結婚式などの重要な節目で飾られることが多く、鯛の一部だけではなく鯛の全体を使って作ることが一般的です。
鯛は「めでたい」という語呂合わせから縁起の良い魚とされ、祝い事に欠かせないアイテムとして重宝されています。
この飾りは、お祝いの席を華やかにし、豊かな未来を祈願する象徴として機能します。
お食い初めで鯛を盛り付ける方法は?
お食い初めで、盛り付けを華やかにする飾り付けの方法について、鯛を置く向きは、頭を左に尾を右に向けるのは基本です。
お食い初めの鯛を盛り付ける食器は、大皿の他に、木製や漆塗のお盆、また、竹ざるや竹編みカゴに盛り付けるのはいいですね。
お魚を盛り付ける敷き紙について
鯛飾りの下に敷く紙は、一般的には縁起の良い模様や色が施された和紙を使用します。
金箔が押されたものや華やかな色彩のものが選ばれることが多く、祝い事にふさわしい豪華さを演出します。
お魚の下に敷く敷き紙は、紅白紙を使うのがポイントです。
紅白紙を使うのはすごく縁起がいいとされています。
てんぷら敷き紙や千代紙もありますが、これらで代用することも可能です。
100円均一でも購入することが出来るので、是非有活用をしましょう。
敷き紙の使い方は、裏面を上にした状態で左下を右上にずらして折ります。
敷き葉があれば、さらに鯛が引き立つ飾りつけができる
敷き葉(しきば)とは、食事の際に使用する装飾的な葉で、皿の下に敷かれることが多いです。
この葉は、料理を引き立てるとともに、食品を直接皿に触れさせない衛生的な役割も果たします。
一般的には桜の葉や柚子の葉、バナナの葉などが使用され、特に日本料理や東南アジア料理で見られる伝統的な演出です。
敷き葉は、その自然な色や形が料理の美しさをさらに増し、食卓を華やかにします。
鯛飾りにも、敷き葉があれば、さらに鯛が引き立つ飾りつけをすることが出来るでしょう。
敷き葉に「松の葉」を使うと、長寿を願う意味があり、「南天」の葉には、何を転じると言う意味があります。
基本的にはどんな葉でもよいです。
季節のものを取り入れてみるといいですね。
夏 青々とした菖蒲・蓬
秋 もみじ・桑の葉・萩・すすき
冬 柊・裏白・檜葉・柳・松の葉
この他にも、お好きな葉っぱをつけても良いですね。
料理に緑色のものが加わると、より彩りを良くしてくれます。
美味しそうに見えることからも、葉を料理に敷く「敷き葉」「青掻敷(あおかいしき)」はお祝い事には欠かせないとされていました。
おせち料理のグッズが売られている年末になると、簡単に手に入るのですが、それ以外では、100均で葉っぱを探すのは難しいようです。
それでも、敷き紙だけでも十分に見栄えが良くなりますよ!
鯛の上に水引を飾ると彩アップ
水引とは、日本の伝統的な紙製の装飾で、特に贈り物や祝い事の際に用いられる紐です。
この紐は、特定の結び方で形作られ、吉事や弔事に応じて色や形が異なります。
例えば、赤と白の水引はお祝い事に、黒と白の水引は弔事に使用されます。水引はその美しい形状で、祝福や哀悼の気持ちを象徴的に表現し、礼を尽くす日本の文化を体現しています。
「鯛飾り」の鯛の上に水引を飾るのも、彩りアップにつながります。
水引を使うほかにも、和紙や千代紙で作った折鶴や、和風の小さな置物を活用するのもおしゃれです。
最近では、オシャレな折り紙も100均で購入することが出来ます。
手作りで鯛飾りを作りたいんだけど・・・
魚飾りを手作りで…と考える人もいると思いますが、実はほとんどのものが100均で手に入るので、手作りをするものはあまりありません。
紅白紙を折りまげてお皿に盛り、その上に魚を乗せ、葉っぱがあれば葉っぱを乗せ、魚の上に水引を乗せるだけで完成です。
お皿の上にかごを乗せ、上記の順番で飾りつけする方法もありますが、かごも実は100均で購入することが出来るのでおススメです。
かごはあってもなくてもどちらでも彩りよく盛り付けることが出来ます。
デザインの綺麗な千代紙を引くのもおしゃれに演出することが出来ておすすめですよ。
お食い初めの食器はセリア等100均で購入できる?
お食い初めに必要な食器は100円均一でもそろえることができるのでしょうか?
お食い初めに必要な食器は100円均一で十分にそろえることが可能です。
ダイソーやCan doなどもありますが商品のデザイン性に優れているためセリアが一番おすすめです。
ただし、100円均一は商品の入れ替えが激しいですし、買いに行った日に在庫が切れていることも珍しくありません。
ですのでお食い初めで食器を買いそろえる場合は、2~3店舗回る、もしくは2~3回に分けて別日に買い出しに行くつもりをしておくといいかもしれません。
お食い初めの食器の並べ方について
お食い初めの食器の並べ方と位置については、左上から平椀、右上につぼ椀、真ん中にたかつき、左下に飯椀、右下に汁椀です。
地域によっては、お食い初めに紅白餅を準備するところもあり、鯛も紅白餅同様、別皿にて準備をします。
- 飯椀:赤飯
- 汁椀:鯛や蛤などが入ったお吸い物
- 高杯:歯固め石、梅干し
- 平椀:煮物、焚き物など温かいもの
- つぼ椀:香の物、酢の物など冷たいもの
- 別皿:尾頭付きの鯛、紅白餅
このように盛り付けをします。
形式的に置くならこのような位置になりますが、家庭ではお食い初めに一緒にケーキを準備するところもあり、配置もオリジナルに行うところも多いです。
配置も大事ですが、「お祝いする気持ち」が何よりも大事なんですね。
お食い初めに使われる食器
男の子の食器には朱色を使い、女の子の食器には黒色を使います。
この食器の色は、平安時代から決められており、黒よりも朱色の方が高位とされていることから、このように決められたようです。
現代では、食器の色はあまり気にされていません。
このような食器は使わずに、子供向けの可愛らしい食器を使う家庭も増えてきました。
キャラクターものの食器を使われている方も多いようですね。
100均の中でも、お食い初めの食器はセリアが人気の理由は?
100均でもお食い初めの食器をそろえることが出来ます。
特にセリアは大人気です。
お椀などの食器だけではなく、鯛の飾りや祝箸なども、100均で購入することが出来ておすすめです。
これ本当に100均なの?と言うくらいのクオリティの高さに最近では驚かされます。
お食い初めにだす鯛下に敷く紙には、紅白紙が使われるのですが、千代紙で代用してもいいと言われています。
ディズニーの千代紙を上手く使っている人もいます。
また、100均では、オシャレな千代紙も沢山販売されており、有効活用することが出来るようですよ。
普通に良い食器を購入すれば、10,000円近くはするのでは…と思います。
子供のお祝いだから思い切って奮発しようと思う人もいますが、値段にこだわる必要はありません。
100均でも、十分に立派な食器を購入することが出来ます。
全部そろえても、1,000円代で購入することが出来るのも、魅力的です。
いろいろな100均がありますが、多くの人は、セリアが一番人気なようです。
食器は同じシリーズでまとめると、統一感も出て見栄えもよく見えるのではないでしょうか。
セリアの食器は、柄だけではなく、形も、可愛いものが多く出ているようで、それが人気の理由なんですね。
お食い初めの鯛飾りや食器はセリア等100均で揃う?【まとめ】
お食い初めに鯛を出すなら、オシャレに盛り付けをしたいですよね。
オシャレに盛り付けをすることで、家庭でも、料亭で出るような料理の見栄えに近づくことが出来ます。
鯛を飾るもののほとんどは100均で購入することが出来るので、お金をかけなくても、豪華に盛り付けることが出来ます。
紅白紙は、縁起のいい紙としても言われていますが、ない場合には、千代紙などでも代用して使うことが出来ますよ。
飾りつけに水引を使ったり、折鶴を使ったりと、好きなように飾り付けを行うのも楽しいですよ。
いろいろなおしゃれの方法があり、正解は決まっていません。
何通りも正解があると言った方が良いかもしれませんね。
お食い初めの食器を購入するなら100均がおすすめです。
特にセリアはかわいいものがたくさんあり、100均の中でもダントツに人気があるようです。
どのお椀に何を盛り付ければいいのか迷った時には、
・汁椀:鯛や蛤などが入ったお吸い物
・高杯:歯固め石、梅干し
・平椀:煮物、焚き物など温かいもの
・つぼ椀:香の物、酢の物など冷たいもの
・別皿:尾頭付きの鯛、紅白餅
このように盛り付けをするといいですね。
地域によって紅白餅があったり、家庭によってはケーキや果物をつけたりと、いろいろなスタイルでお食い初めをされています。
自分なりのスタイルで、お食い初めを素敵な思い出にしてほしいと思います。