寒い冬の日、石油ストーブを見て「天板に鍋を置いて調理出来ないかな?でも危険か?」と思ったことはありませんか。
実際のところ、石油ストーブの上に鍋を置くのも、調理するのも可能ではあります。今現在も煮込み料理を作る時などに使用している方も多いことでしょう。
ただ、状況によっては危険な場合もありますので、自信を持って「調理に使える!」とは言い切れません。
というわけで今回は、石油ストーブの上に鍋は危険なのか。
天板の上で調理は可能か、調理するとしたら何に気を付ければいいのかなどを紹介していきましょう。
石油ストーブに鍋は危険なの?
鍋ややかんなどを石油ストーブの上に置くのは、かなり多くの人がやっているのではないでしょうか。
現に我が家では、水を入れたやかんを石油ストーブの上に置いて、加湿プラス湯沸しの一石二鳥を狙っています。
でも実はこれ、おすすめ出来ない行為なんです。
なぜなら、説明書の注意書きなどには天板の上にやかんや鍋を置かないでくださいと書いてあることがほとんどだから。
そのため、個人的には使用しても大丈夫ではあるけどおすすめは出来ないといった感じです。
とは言え、我が家のように当たり前に置いている人がいるのも事実なため、何かあっても責任を取れる人であればやかんを置こうが鍋を置こうが問題ないのかもしれません。
鍋を天板の上に置いて調理しても大丈夫?
石油ストーブの天板の上に鍋ややかんを置くのは危険性がないとは言い切きれない、結果は自己責任ということでしたが、煮込み料理など長時間調理が必要なものを放置するのはどうでしょうか。
ズバリ、こちらも結果は自己責任です。
鍋を置いて調理をしたところで、火災や爆発の危険性はほぼありません。
ただ、吹き零れたりすると故障の原因になったりはします。
また、石油ストーブの天板の上に物を置くとちょっとぶつかっただけで物を落下させ、火傷してしまう可能性も。
とは言え、石油ストーブを使って調理をすると電気代も浮く上、寒い台所で煮込み終わるのを待たずに済みます。
我が家でも毎年お正月になると鍋で角煮を煮るのに使っているのですが、寒い思いをせずにとろっとろの美味しい角煮が出来上がるので、今更使うなと言われても止められるか自信はありません。
でもこの使い方のせいで石油ストーブに何かあっても、自分のせいだと諦められる自信はあります。
だからこそ私は、石油ストーブを調理に使うのは自己責任だと主張します。
石油ストーブの天板の上で調理する場合の注意点
石油ストーブでの調理は何があっても自己責任だとは言え、調理する際に故障や火傷の確率を下げられたら嬉しいですよね。
そのためここからは、調理をする際に気を付けることを紹介していきます。
具体的には、
・吹き零れに注意する
・鍋ギリギリまで食材や汁を入れない
・傍を通る時はぶつからないように気を付ける
などに注意して使用するのがベスト。
特に煮込み料理の吹き零れを繰り返すと、故障率が上がるので注意した方がいいでしょう。
また、傍を通る時には細心の注意を払うのをおすすめします。
美味しい煮込み料理を作っている最中に鍋をなぎ倒して大火傷、なんてこと経験したくはないですもんね。
石油ストーブに鍋は危険?【まとめ】
今回の結論としては、石油ストーブの天板の上で鍋を扱っても危険性は低く、自己責任という結論でした。
実際、石油ストーブを取り扱うメーカーのほとんどは鍋ややかんの吹き零れが原因の故障は、買った側の責任になるため修理保証の対象外になっています。
とは言っても、何度も吹き零れたり鍋にぶつかったりしないよう気を付ければ長期間使用することは可能です。
事実、やかんでの湯沸しや鍋での調理をガンガンしている我が家の石油ストーブは、買って3~4年程たっていますが問題なく使えています。
だからこそ、調理などに使う際には今回紹介した注意点に気を付けて使用してみてくださいね。