生まれた子供が初めて神社にお参りするお宮参りは、赤ちゃんにとって初めて訪れる大きな行事です。
お宮参りをスムーズにとり行うには、すごく大きな労力が必要になってきます。
両家の祖父母を読んで行わなければいけない場合には、親の配慮が不足していると両家の祖父母にしこりを残してしまいます。
出来るなら赤ちゃんのためにも、円満に進めたいですよね。
お宮参りに両家揃わなきゃいけないの?
お宮参りには誰が参列しても問題はありません。
地域によっては、父方の祖母が子供を抱くしきたりがありますが、必ずそのしきたりに従わなければいけないということはありません。
昔は、お宮参りには、赤ちゃんと父親、父方の両親が参列するものとされていましたが、最近では、母親や母方の両親も一緒に参列することが多いです。
また、両家のご両親を呼ばずに、家族だけで参列する家族もいます。
しかし、どのように決めるにしても、事前に両家のご両親に相談することは大事です。
特に祖父母にとって初めての孫であれば、時間を作ってでも一緒にお参りして、記念写真にも納まりたいでしょう。
しきたりに従う場合も、何の連絡もなしに片方の祖父母だけ参加しないのはしこりを残してしまいかねないので、報告・連絡・相談はきちんと行いましょう。
事前に両家と相談し、日程を調節して、何を着るかを確認すれば、誰かが出られなかったり、場違いな格好をしたりする事態を防げることが出来ます。
両家のご両親とは、今後も長いお付き合いになっていきます。
しこりが出来ないように、しっかりと相談すると良いですね。
お宮参り後の食事会の費用について
お宮参りが終わった後には、お食事会を行う家族は多いです。
お食事会をもうけて感謝の気持ちを伝える重要な場でもあります。
基本的に、お宮参りは身内間のお祝いなので、基本的にお祝い金や品物を贈ることはありませんが、祖父母が子供のために援助したいとお祝い金を考えることもあるでしょう。
その時の相場は5,000円から10,000円くらいです。
お祝い金をもらったらお返しを考える人もいますが、基本的にはお返しは不要だとされています。
しかし、お返しを…と考えるなら、3,000~5,000円が妥当な金額だと言えますね。
お食事会の金額について前もって相談すると、負担は軽くなります。
無理をせず決めることも、大事です。
負担が大きくなりそうなときにはしっかりと相談するようにしましょう。
お宮参りは両家とも参加?【まとめ】
とにかくトラブルは避けたい!
お宮参りは、赤ちゃんにとって一番最初に訪れる大きなイベントです。
一方でこう言った伝統行事に関しては、それぞれに考えが違うものでもあります。
しっかりやりたい嫁側に対し、義両親が乗り気でない場合は、またはその逆の場合もあります。
思いが一致しない場合にトラブルは起こりやすくなります。
お宮参り後の会食料金を誰が払うか、また現地集合では面倒だから迎えに来て!など、義両親の要望に応えざるを得ない場合には大変です。
上の子の時は大変だったので、下の子の時はあらかじめ家族だけで行う、もしくはしないと最初から断言した!と言う家族も少なくありません。
上の子の時にさんざんだったら、もちろん下の子の時にはやりたくなくなりますよね。
後々めんどくさいことになるくらいなら、祖父母なしでお宮参りを済ませた方がずっと楽なんです…
写真だけ見せるだけでもいいのでは?と考えてしまいます。
赤ちゃんのためにも、どのようにするのが快適なのかは、最終的にご主人に決めてもらうのがおすすめです。
赤ちゃんのために、気持ちよくお参りをしたいですよね。
お宮参りのメンバーが少ないからご利益が薄いというのはないので、家族だけで心に余裕をもって行うのもいいのではないでしょうか。